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サッカー フットサル コラム 2019年10月25日

FIFA U-17 ワールドカップ開幕直前! 中村航輔が正GKとして8強入りした11年大会を振り返る!!

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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―試合の展開などにおいて、今と当時だとどういう部分が違うと思いますか?
「当時はお互い何も知らない同士の戦いでした。今はこれだけ戦術が出てきて、相手のシステムが変われば、センターバックが何枚とか、ビルドアップがどうとか見るじゃないですか。ゴールキーパーでも『ここに来たらこういう止め方をする』『こうなったらゴール前まで下がる』とか、そういう部分がある程度確立している中でやるので、昔とはだいぶ違うと思います」

―大会の舞台はメキシコでした。外に出るということはあまり多くはなかったかもしれませんが、ピッチ外で覚えていることはありますか?
「銃を持っている人がいて、“装甲車”みたいな車の先導で移動していたと思うんですけどね。確か近くの街で事件があったとか。そういうのでちょっとビビっていたのは覚えています。子供から見たら完全に“装甲車”でした。この年代なので銃を見るのも初めてでしたし、それこそ怖かったと思いますよ」

―メンバーには先ほどの岩波選手、植田選手のほか、中島翔哉選手(ポルト/ポルトガル)、南野拓実選手(ザルツブルク/オーストリア)などがいました。2011年大会のメンバーは中村選手にとってどういう存在ですか?
「やっぱり“身内”って感じはしますね。彼らが頑張っていると嬉しいですし、ケガのニュースが出ると『そうか……』と。普段はそこまで連絡を取っていなくて、LINEのグループがあるわけでもないですけど、信頼できる仲間です。当時の21人は今でも頭の中に入っていて、何人かはA代表にも入りましたし、優秀な世代かなとは思っています」

―今回のブラジルでの大会に臨む日本代表の選手たちにメッセージをお願いします
「とにかく『凄く良い経験ができるんだよ』とは伝えたいです。がんばってほしいですね」

取材・文 土屋雅史(J SPORTS)

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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