初戦を迎える「なでしこジャパン」。地元フランス紙は「黄金世代の経験と、前へと攻める能力」を評価。FIFA女子ワールドカップ

フランスメディアの権威とも言える新聞「ル・モンド」にも、地元開催の女子FIFAワールドカップに合わせて、インターネット上に各チームの紹介ページが登場した。

各代表のニックネームから、戦力分析、戦歴、注目選手……。我らが「なでしこジャパン」の注目選手に上げられたのは、やはり開催国フランスのリヨンでプレーする熊谷紗希選手！

さて、ル・モンド紙の分析によると、日本チームの長所は以下の通り。

「熊谷紗希と宇津木瑠美がもたらす黄金世代の経験と、前へと攻める能力が、なでしこジャパンの主な武器だ。しかも今回の出場選手はビッグイベントに慣れた選手ばかり」。

一方で問題点を指摘することも忘れない。

「イングランド戦（0-3で敗戦）、フランス戦（1-3で敗戦）、スペイン戦（1−1）と調整試合の残念な結果のせいで、少々疑念が生じた。地元開催の2020年オリンピックへ向けて、今回のワールドカップが単なるつなぎイベントに成り下がってしまう可能性あり」。

非常に硬派な分析が続く中で、実は最後に「テレビ観戦しながら何を食べる？」的なコーナーも。内容的には、ちょっと首を傾げてしまうようなものではあるのだが…。

◆日本：「寿司（しょっぱいソースでも甘いソースでも可）、餃子（餃子ソースをかけて）、焼きそば、天丼定食、親子丼とカツ丼セット、中華丼……。選択肢は極めて多く、十分に決勝まで日本女子を応援できる」。

ついでに日本と同じグループDの、他の国のおすすめフードも以下に紹介しておこう。

◆イングランド：「フィッシュ＆チップス、ミートパイ、サンデーロースト、ヨークシャー・プディング……そして食事の締めにはゼリーとアップルパイを」

◆スコットランド：「スコットランドの国家的一品と言えばハギス。おやつの時間なら、スコーンを。チョコレート入りやフルーツ入り、プレーンまで、どれも紅茶にぴったり」

◆アルゼンチン：「バニーニ地方のメンドーサの高地で、アルゼンチンワインの70％が生産されている。大半が品質と価格がマッチした優れモノ。

このワインに合わせるおすすめの一品はチョリパン。ソーセージ入りサンドイッチで、チミチュリソースをかけて。ただしソースは控えめに。ワインの味がかき消されてしまうから」

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◆グループD　放送予定・結果
・6月09日（日）深夜0:45　イングランド 2-1 スコットランド
・6月10日（月）深夜0:45　日本 vs. アルゼンチン
・6月14日（金）深夜3:45　イングランド vs. アルゼンチン
・6月14日（金）午後9:45　日本 vs. スコットランド
・6月19日（水）深夜3:45　日本 vs. イングランド
・6月19日（水）深夜3:45　スコットランド vs. アルゼンチン