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サッカー フットサル コラム 2019年3月4日

リヴァプールが首位陥落。雰囲気のあるージーサイド・ダービーだった

プレミアリーグコラム by 後藤 健生
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まさに、昔のイングランドのフットボール・グラウンドの雰囲気をそのまま残したスタジアムだ。地方都市の小さなスタジアムを除いて、主なスタジアムで今でもこういった風情が残っているのはフラムの本拠地のクレーブン・コテッジか、グディソンパークくらいなものだろう。

今は、どこのスタジアムの屋根も片持ち梁式だったり、つり屋根構造になっていて、柱がないのが普通だが、ここグディソンパークではテレビのメインの画面で見える西側メインスタンド(グディソンロード)にも屋根を支える太い柱が立っているし、2回席最前列の鉄骨製の枠組みなども20世紀のフットボール・グラウンドの姿をそのまま残している。

そう20世紀前半にイングランドのほとんどすべてのスタジアムを設計したアーチボルド・リーチのスタイルが今でも残っているのだ。実際に行ってみると、スタンドの床などは今でも木製なのだから驚かされてしまう。グディソンロード・スタンドの右側(北側ゴール裏スタンドとの間)の大型映像装置の後ろには、有名な聖ルーク教会の屋根も垣間見える。

もちろん、クラブの発展のためにはスタジアムの拡張や改築も必要になるのだろうが、この雰囲気はぜひこれからも残していってほしいものだ。

ヨーロッパ各国の主要リーグも、いよいよ終盤戦だが、多くの国ですでに首位のチームが独走して優勝決定も秒読みの段階とった雰囲気だが、イングランドのプレミアリーグはマンチェスター・シティとリヴァプールのトップ争いは熾烈を極めているし、3位以下の争いも激しくなっている。

優勝争いを楽しみに見るか、試合そのものを楽しみに見るか、あるいはフットボール・グラウンドの雰囲気を見るか……。プレミアリーグの楽しみ方はさまざまあろうが、すべての要素を詰め込んだような、いかにもイングランドのフットボールらしい舞台の上で繰り広げられた、素晴らしいマージーサイド・ダービーだった。

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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