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サッカー フットサル コラム 2019年3月4日

リヴァプールが首位陥落。雰囲気のあるージーサイド・ダービーだった

プレミアリーグコラム by 後藤 健生
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一方のエヴァートンはチャンスの芽は作れても“決定機”まではなかなか行けないまま時間が経過したが、次第に右サイドのセオ・ウォルコットが相手のマークから逃れてフリーで浮いた状態になる場面が多くなり、39分にはロングボールを受けてそのままシュートというビッグチャンスを作って前半を終了した(これが、エヴァートンの唯一のシュートだったが、エヴァートンもシュートまでいかないチャンスを作っていた)。

後半に入っても、気持ちの入った両チームの運動量は落ちず、激しい戦いが続いた。

63分にはリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は中盤にジェームズ・ミルナーを入れ、前線ではディヴォック・オリジに代えてロベルト・フィルミーノを投入し、攻撃の圧力をさらに強めた。早速、65分にはフィルミーノとサラーでチャンスを作り、最後はサディオ・マネがヘディングで狙うチャンスを作った。3人だけで完全に相手を崩し切るあたりは、さすがに首位を走ってきたチームらしい攻撃だった(ただし、マネのシュートは枠には飛ばなかったのだが……)。

それでも、エヴァートンの最終ラインでは左サイドバック(つまり、サラーの対面)のリュカ・ディーニュやストッパーのマイケル・キーンが頑張って踏みとどまる(57分、サラーが抜け出した際のキーンの後方から正確にボールを捕らえたタックルは見事だった)。

そして、試合終盤にはリヴァプールの猛攻に耐えたエヴァートンがアンドレ・ゴメスを投入して再び反撃するチャンスも作るなど、試合は最後まで白熱したが、結局そのまま引き分けに終ったのだ。試合後に両チームの選手たちがピッチ上で健闘を称え合う、内容の濃い90分だった。

もう一つ、素晴らしかったのがグディソンパークという舞台だった。

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