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サッカー フットサル コラム 2018年10月25日

厳しい日程を戦うマンチェスター・ユナイテッド、ジョゼ・モウリーニョという指導者の今後の立ち位置は……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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最近を振り返れば、2年前にスペインからドイツ経由で押し寄せた大波がペップ・グアルディオラだった。バルセロナ流のパス・サッカーに戦術的な変化を加えた独自のサッカーはあっという間にイングランドを席巻。マンチェスター・シティは財政力だけでなく、戦力的にプレミア最大のクラブとなった。その、マンチェスター・シティの天下がどれだけ続くのかと思っていたら、昨年、再びドイツからやって来た新しい波が挑戦者として名乗りを上げた。ユルゲン・クロップのリヴァプールが、攻撃を仕掛ける様はまさに嵐のようだった。

今年、新たにやって来た波の中で最大のものが、イタリアからの波、マウリツィオ・サッリだろう。イタリア人らしい緻密な守備戦術を基礎に、深い位置からのプレーメークや、ウィング・ポジションの選手を使った戦術的サッカーが彼のトレードマーク。選手間の距離感を保つだけではなく、その選手間を網の目のようにつなぐパスが非常にコレクティブなチームを作る。スピードに乗ってパスが回るサッカーはとても美しい。

というわけで、まさに毎年のように世界最高峰の戦術的革新の波が、イングランドに押し寄せているのだ。

そんな中で、「最初の大波」だったジョゼ・モウリーニョが苦しんでいる。

かつてイングランド最大のビッグクラブだったマンチェスター・ユナイテッドも、一時ほどの絶対性はなく、モウリーニョが思い通りの補強もままならぬ中で、これもある意味で彼らしい愚痴をこぼしながら戦っているが、今シーズンはなかなか勝点も積み上げられず、9試合を消化した時点で10位と完全に出遅れている。

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