しゅ~くり~む ら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2021/12

S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

2021年12月27日

「マチューCXシーズンスタート」ほか CCRウィークリーニュース12/27

しゅ~くり~むら by 栗村 修
  • Line

この1週間に伝わったニュースの中から栗村が選んだ話題を一言コメント付きでご紹介する「しゅ〜くり〜む ら(CCR)ウィークリーニュース」をお届けいたします!

尚、前回は「ブエルタ2022ルートプレゼン」の記事を書いたため今週は2週間分まとめてのCCRWNとなります。また、今回が年内最後の更新となりますので、恒例の「どこよりも早い2022年グランツール&モニュメント&世界選手権優勝者大予想(12/27時点)」も合わせて実施いたします。


シクロクロス御三家情報/マチュー様がCXシーズンスタート
自転車競技界の常識を破壊する「シクロクロス御三家(Mファンデルプール/Wファンアールト/Tピドコック)」の3人すべてが2021年〜2022年シクロクロスシーズンに勢揃いしました。

→CCRコメント
「ここまでワールドカップ2勝を含む4戦4勝中の絶好調ワウト、自身初のワールドカップ1勝を含む5戦を消化したピドコック、そして彼らに少々遅れてシクロクロス世界チャンピオンのマチューがデンデルモンドでのワールドカップ第12戦に登場し、痛めていた膝の不安を吹き飛ばす走りでいきなり2位表彰台を確保しました!1月下旬の世界選手権(アメリカ)に向けてドキムネな1ヶ月となりそうです!」

01.jpg
「@Superprestige Cyclocross 2021-2022/このあとスーパープレスティージュ第6戦で御三家が激突します!」


ポガチャルがシクロクロスで勝利
スロベニアの首都リュブリャナで開催された「スロベニアン・シクロクロスカップ」でツール・ド・フランス王者のタデイ・ポガチャルが優勝を飾りました。

→CCRコメント
「若い頃からオフロード系の種目をこなしてきたポガチャルがいよいよシクロクロスに本格参戦!と思いきや、UCIレースではなくて地元スロベニアでの興行的なシクロクロスレースだったようです。それにしてもCX御三家の大活躍の影響からか内外でシクロクロスを中心としたオフロード系の種目がじわじわと盛り上がりをみせていますね」


デュムランがグランツールを狙う
東京五輪個人ロードタイムトライアルで銀メダルを獲得したトム・デュムラン(31)が2022年のグランツールで個人総合を狙うことを明らかにしました。

→CCRコメント
「2021年のシーズン初めに燃え尽き症候群のためチームから離脱し一時引退も噂されたトム・デュムランが、2022年はいずれかのグランツールで総合を狙うことを名言しています。ツールはログリッチなのでジロかブエルタになるかと思いますが、個人的にはブエルタで勝って欲しい感じがします。あとやはり働き過ぎはよくありませんね...」


契約情報ほか
Pログリッチ(32)がユンボと2025年まで契約延長
Gトーマス(35)がイネオスと2023年まで契約延長
WTクベカが消滅しポッツォヴィーヴォやエナオは引退か


2022年グランツール&モニュメント&世界選手権優勝者大予想(12/27時点)
ミラノ〜サンレモ:ユアン
ロンド・ファン・フラーンデレン:ワウト
パリ〜ルーベ:マチュー
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ:アラフィリップ
ジロ・デ・イタリア:カラパス
ツール・ド・フランス:ポガチャル
ブエルタ・ア・エスパーニャ:デュムラン
世界選手権:ポガチャル
イル・ロンバルディア:ログリッチ


激動の2021年も残すところわずかとなりました。今年も当ブログをご覧いただき誠にありがとうございました。

2021年はジロ・デ・イタリアや世界選手権などの多くのビッグレースがJ SPORTSに戻ってくるなど、我々としても大忙しな特別な一年となりました。

コロナ禍は継続しているものの、世界のロードレース界は止まることなく前進を続けており、彼らのポジティブな走りから日々多くのエネルギーをもらっています。

そして2022年は更に激しく魅力的なレースをたくさん観られそうな予感がします。

ということで来年も引き続き宜しくお願いいたします!

皆様、よいお年をお過ごしください。

  • Line