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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
先週「ジロ・デ・イタリア2022」のコース詳細が発表されましたので、改めてその全容を確認しつつ、恒例の「3分でわかるジロ・デ・イタリア」をお届けしたいと思います。
それでは早速いってみます!
◯キャッチ:「ヒドイ・ゾ・イタリア(褒め言葉)」
◯日程:5/6(金)ブダベスト(ハンガリー)スタート 〜 5/29(日)ヴェローナフィニッシュ(24日間)
◯ステージ数:21ステージ(ハンガリー → 南イタリア → 北西イタリア → 北東イタリア→ 北イタリア)
◯総距離:3410.3km
◯総獲得標高:51,000m(ヒドイ→褒め言葉)
◯平坦ステージ:7
◯丘陵ステージ:6
◯山岳ステージ:6(頂上フィニッシュ4/2021年は6)
◯個人TT:2(2日目9.2km最終日17.1km/2021年は合計38km)
◯注目ステージ:
4ステージ(エトナ山頂F/獲得標高3,590m)
9ステージ(ブロックハウス山頂F/獲得標高4,990m)
16ステージ(モルティローロ→サンタ・クリスティーナ/獲得標高5,440m)
20ステージ(ポルドイ→マルモラーダ山頂F/クイーンステージ/獲得標高4,490m)
21ステージ(最終日17.1km個人TT/丘超え)
◯要約:完全なる「山岳・デ・イタリア」「過酷・デ・イタリア」「ヒドイ・ゾ・イタリア(褒め言葉)」なジロとなります。個人TTの総距離は60年ぶりの短さ。
◯現在出場を予定している選手:
LÓPEZ Miguel Ángel/Astana
NIBALI Vincenzo/Astana
LANDA Mikel/Bahrain
COLBRELLI Sonny/Bahrain
VALTER Attila/Groupama(地元ハンガリー)
GANNA Filippo/INEOS
VIVIANI Elia/INEOS
CARAPAZ Richard/INEOS
ALMEIDA João/UAE