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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
「第76回 ブエルタ・ア・エスパーニャ」が終了しました。
プリモシュ・ログリッチ(31歳/スロベニア/ユンボ・ヴィスマ)が、史上3人目(Tロミンゲル'92〜94/Rエラス'03〜'05)となる総合3連覇を飾り、ブエルタ最多勝記録(Rエラス4勝)まであと1勝と迫る活躍をみせました。
また、日本の新城幸也選手(36歳/バーレーン・ヴィクトリアス)は、15回目のグランツールを素晴らしい仕事をこなしつつ完走し、同時に自身初となるチーム総合優勝の表彰台に立ちました!
東京オリンピック・パラリンピックが閉幕し、2021年すべてのグランツールも終了したので、若干放心状態?の方もいらっしゃるかもしれませんが、しかし!今年のJ SPORTSサイクルロードレース中継は更にここから盛り上がって参ります!
注目は「9/26世界選手権(ベルギー・フランドル地方)」+「10/3パリ〜ルーベ(フランス)」+「10/9イル・ロンバルディア(イタリア)」のビッグレース3連発となります(すべてJ SPORTSで生中継!)。
特に今年は「パリ〜ルーベ」が新型コロナの影響で秋開催へと延期となったこともあり、今後2度と見ることができないであろう「ワンデー3連戦」のとなるわけです。
ということで今回は、秋のクライマックスに向けた「前哨戦レース」のスケジュールを確認しておきたいと思います(世界選手権出場予定選手を注記しております)。
◯8/29 ブルターニュクラシック(1.UWT/終了)
1位 COSNEFROY Benoît/AG2R フランス代表
2位 ALAPHILIPPE Julian/Deceuninck フランス代表
3位 HONORÉ Mikkel Frølich/Deceuninck デンマーク代表
◯8/30〜9/5 ベネルクスツアー(2.UWT/終了)
個人総合成績
1位 COLBRELLI Sonny/Bahrain イタリア代表
2位 MOHORIČ Matej/Bahrain スロベニア代表
3位 CAMPENAERTS Victor/Qhubeka
◯9/5〜9/12 ツアー・オブ・ブリテン(2.Pro/開催中)
第1ステージ
1位 VAN AERT Wout/Jumbo ベルギー代表
2位 EEKHOFF Nils/DSM
3位 SERRANO Gonzalo/Movistar
有力出場選手(世界選手権に向けて)
ALAPHILIPPE Julian フランス代表
NIZZOLO Giacomo イタリア代表
HAYTER Ethan イギリス代表
HONORÉ Mikkel Frølich デンマーク代表
KWIATKOWSKI Michał ポーランド代表
◯9/12 ヨーロッパ選手権(イタリア)
有力出場選手(世界選手権に向けて)
POGAČAR Tadej スロベニア代表
ALMEIDA João ポルトガル代表
COLBRELLI Sonny イタリア代表
SAGAN Peter スロバキア代表
EVENEPOEL Remco ベルギー代表
GANNA Filippo イタリア代表
秋は意外とレース数が多いので、燃え尽きない様にクライマックスへ向けて結果を追っていきたいと思います!