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一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
今週の土曜日（3/20）に世界5大クラシックレース（ミラノ〜サンレモ／ロンド／パリ〜ルーベ／L-B-L／イル・ロンバルディア）モニュメントの一つである「第112回 ミラノ〜サンレモ（1.UWT）」がイタリア北部で開催されます。
スプリンターが勝利を夢見るスプリンターズクラシックでもあり、300km近くを走った上で繰り広げられるアタッカーとスプリンターたちの最後の攻防は、他のモニュメントにはない短時間集中型のスリリングなファイナルバトルとなります。
昨年は新型コロナウイルスの影響で「モニュメント再開を告げる夏のレース（8月開催）」となってしまった同レースですが、今年は本来の春開催に戻り「イタリアに春の訪れを告げるラ・プリマヴェーラ」として開催されます。
ということで、今年のミラノ〜サンレモのレース概要をご紹介いたします。
距離：299km（世界最長クラス）
レースの特徴：最後の丘でアタッカーが攻撃を行いスプリンターらが食らい付く展開
勝負どころ：最後に出現する2つの丘「チプレッサ」と「ポッジオ」
チプレッサ：5.65km/平均4.1%/最大9%（アタック合戦によりスプリンターが遅れる）
ポッジオ：3.7km/平均3.7%/最大8%（頂上付近で決定的なアタックあり）
過去10年のトップスリー（）内は最後の優勝争いの人数
2020：VAN AERT／ALAPHILIPPE／MATTHEWS（2名）
2019：ALAPHILIPPE／NAESEN／KWIATKOWSKI（12名）
2018：NIBALI／EWAN／DÉMARE（1名）
2017：KWIATKOWSKI／SAGAN／ALAPHILIPPE（3名）
2016：DÉMARE／SWIFT／ROELANDTS（39名）
2015：DEGENKOLB／KRISTOFF／MATTHEWS（31名）
2014：KRISTOFF／CANCELLARA／SWIFT（27名）
2013：CIOLEK／SAGAN／CANCELLARA（7名）
2012：GERRANS／CANCELLARA／NIBALI（3名）
2011：GOSS／CANCELLARA／GILBERT（8名）
注目選手：アタッカー
VAN AERT Wout
VAN DER POEL Mathieu
ALAPHILIPPE Julian
KWIATKOWSKI Michał
VAN AVERMAET Greg
PIDCOCK Thomas
KRAGH ANDERSEN Søren
ARANBURU Alex
BETTIOL Alberto
NIBALI Vincenzo
LAPORTE Christophe
SIMMONS Quinn
GARCÍA CORTINA Iván
新城幸也
GILBERT Philippe（モニュメント全制覇リーチ）
注目選手：スプリンター
DÉMARE Arnaud
BENNETT Sam
EWAN Caleb
MATTHEWS Michael
BALLERINI Davide
ACKERMANN Pascal
NIZZOLO Giacomo
TRENTIN Matteo
BOUHANNI Nacer
DEGENKOLB John
KRISTOFF Alexander
VENDRAME Andrea
NAESEN Oliver
TURGIS Anthony
COLBRELLI Sonny
VIVIANI Elia
GAVIRIA Fernando
放送予定は「こちら」
Cycle*2021 ミラノ〜サンレモ
3月20日（土）21:00～25:50
J SPORTS 4／J SPORTSオンデマンド