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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

2020年07月08日

ウィークリーニュースWNC 7月8日号

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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1週間(実際は不定期...汗)のニュースをまとめて届けする「ウィークリーニュースWNC 7月8日号」の回となります。

それでは早速「自転車おじさん」のコメントを付けて気になるトピックを取り上げていきたいと思います。


◯フルームとベルナルの不仲説は外野のフェイクニュース?

メディア上で不仲説(ベルナルがエースを譲る気はないと発言し、それを聞いたフルームが怒っているという内容)が囁かれていたフルームとベルナルですが、先日ベルナルがこれを明確に否定するコメントを出していました。一時、移籍が確実視されていたフルームも、最近ではイネオス残留との報道が多くなっており、今年のツールでは「夢のトリプルエース体制」が見れそうな感じとなってきています。

→おじさんコメント
メディア(私も含めて)は仕事上どうしても尾ひれ羽ひれを付けがちですが、一方で、元チーム監督の視点でみた場合、仮に「不仲説」が本当だったとしても、選手にわざわざ「はい、不仲です」とはコメントさせないように感じます。もちろん、チーム側のコントロールをぶっちぎって喧嘩を売る選手もそれなりにいますが、そこはマネージメントの達人ブレイルスフォード代表。3人全員がツール優勝経験者という史上初のトリプルエース体制をどの様に采配していくのか今からドキムネでございます。


◯最近トム・デュムランさんが若干荒ぶっております

コロナ自粛期間中にはヴァーチャルレースに苦言を呈し、最近では移籍問題に関する話題などでもメディアに取り上げられることの多いトム・デュムランさん。今シーズンの走りはいかに?

→おじさんコメント
なんとなく素朴な青年というイメージを勝手に持っていたトム・デュムランさんが、最近少し荒ぶっております。今年のツールでトリプルエース体制を敷くユンボですが、荒ぶるトムさんの存在がキーになってくる様な気がいたします。ツールとスケジュールが重なっている世界選手権個人TTは出場しない方向のようなので、デュムランは本気でツールの総合優勝を狙っているのでしょう。ログリッチとの棲み分けは?こちらの采配にもドキムネです。


◯イエーツ兄弟が別々のチームへ移籍か?

あくまで噂レベルですが、サイモンがトレック・セガフレードからラブコールを受け、一方のアダムはチーム・イネオスに移籍する可能性があるとの情報が流れています。現状、ミッチェルトン・スコットはスポンサー獲得失敗問題からGM交代するなど若干バタついているため、あながちガセな情報ではないかもしれません。

→おじさんコメント
世界中のコメンテーターを混乱に陥れてきた「イエーツ兄弟の見分け方問題」がいよいよ解決するかもしれません。おじさんコメンテーター的にはただただ朗報でございます。

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