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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

2020年04月27日

明日は「月チャリ」ライブ配信!

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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J SPORTSでは初となるデジタルレースのライブ配信&中継となった「デジタル・スイス 5」が終了しました。

前半のステージは、選手たちも我々も手探り状態でしたが、ラスト2つのステージはレース展開も相まって非常に盛り上がる中継となりました!

ということで、改めて各ステージのリザルトを振り返ってみます。

◯第1ステージ
1位 ローハン・デニス(オーストラリア/チームイネオス) 53:07
2位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド/サンウェブ)+1:10
3位 ジェームス・ウィーラン(オーストラリア/EFプロサイクリング)+1:28
4位 クリス・ハミルトン(オーストラリア/サンウェブ)+1:39
5位 ベン・オコーナー(オーストラリア/NTTプロサイクリング)+2:04
6位 ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア/ミッチェルトン・スコット)+2:17

◯第2ステージ
1位 シュテファン・キュング(スイス/グルパマFDJ)54:30
2位 フィリッポ・ガンナ(イタリア/チームイネオス)+0:47
3位 マイケル・マシューズ(オーストラリア/サンウェブ)+1:28
4位 グレッグ・ファンアーヴェルマート (ベルギー/CCCチーム)+1:32
5位 マッテオ・ダルシン(カナダ/ラリーサイクリング)+2:23
6位 スティーブン・バセット(アメリカ/ラリーサイクリング)+2:30

◯第3ステージ
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド/サンウェブ)1:12:11
2位 イルヌール・ザカリン(ロシア/CCCチーム)+1:10
3位 ラリー・ワーバス(アメリカ/アージェードゥーゼル・ラモンディアール)+1:17
4位 クリス・ハミルトン(オーストラリア/サンウェブ)+1:40
5位 ジェームス・ウィーラン(オーストラリア/EFプロサイクリング)+1:51
6位 ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド/チームイネオス)+2:04

◯第4ステージ
1位 ステファン・キュング(スイス/スイスナショナルチーム)46'03"
2位 マイケル・マシューズ(オーストラリア/サンウェブ)+0:07
3位 イーサン・ハイター(イギリス/チームイネオス)+0:44
4位 グレッグ・ファンアーヴェルマート (ベルギー/CCCチーム)+0:58
5位 ミヒャエル・ゴグル(スイス/NTTプロサイクリング)+1:00
6位 シルヴァン・ディリエ(スイス/アージェードゥーゼル・ラモンディアール)+1:43

◯第5ステージ
1位 ローハン・デニス(オーストラリア/チームイネオス)
2位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド/サンウェブ)
3位 ヨナス・ヴィンゲゴー(オランダ/チーム ユンボ・ヴィズマ)
4位 クリス・ハミルトン(オーストラリア/サンウェブ)
5位 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ/ボーラ・ハンスグローエ)
6位 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア/サンウェブ)

今回はお馴染みのZwiftではなくてROUVYというプラットフォームが採用されましたが、あくまで今回のプラットフォームとルールに於ける「中継を通じてわかったこと」などを備忘録として記載しておきます。

◯ROUVYだとドラフティング機能がないので個人TT能力が順位に反映されやすい
◯TTスペシャルと共に筋肉量の多いパンチャーやクラシックレーサーも強い
◯機器の設定がうまくいっていないと異常値がでて途中で失格になる
◯実走と違い空気抵抗がないので上体が起きたフォームで走っている選手が多い
◯ワット値を計測するひずみゲージの特性上ダンシングで重いギアを踏み下ろすとパワーがでやすい
◯住んでいる場所が高地だと空気が薄いので不利
◯リアルレースでは強い軽量のクライマーやパンチャーが冴えない
◯スタート後すぐに独走がはじまると抜群につまらない
◯10番手以降を走るトップ選手やアシスト選手たちの哀愁がものすごい
◯空撮や引きの画での選手判別能力がなんの役にも立たないので解説業あがったり

今回は初の試みということでまだまだ多くの課題を感じましたが、それでも今後発展していくことは確実であり、そう遠くない未来に「UCI公認の公式戦」が実現するのは間違いないと思います。

ということで、明日はイイミワさんと共に「月チャリ」ライブ配信にて「デジタル・スイス 5」のレビューをたっぷりとお届けいたします。

◯J SPORTSオンデマンド
【限定】Cycle*2020 月チャリ~#jspocycle NEWS~おまけ付き
4月27日(月)17:00~18:30

◯J SPORTS 4
Cycle*2020 月チャリ〜#jspocycle NEWS〜
4月28日(火) 8:00〜9:00

お楽しみに!

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