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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
開催中止となった「ツール・ド・スイス」の代替えイベントとして、4月22日〜26日の5日間にわたって開催されている「デジタルスイス 5」の解説にチャレンジいたしました!
初体験となったバーチャルレース解説でしたが、今後の展開次第では十分に楽しめるコンテンツに成長していく可能性を感じた次第です。
放送予定はこちらです(オンデマンドでは全ステージライブ配信中)。
ということで、ここ数日で報道されている目立ったニュースなどをご紹介いたします。
◯モニュメントを中心としてクラシックレースの開催日程について
ベルギーメディアのスクープ記事なので確定内容ではないですが、以下の開催日程が報道されています。
8/1 ストラーデ・ビアンケ
8/8 ミラノ〜サンレモ
9/30 フレッシ・ュワロンヌ
10/4 リエージュ~バストーニュ~リエージュ
10/10 アムステル・ゴールドレース
10/11 ゲント〜ウェヴェルヘム
10/18 ロンド・ファン・フラーンデレン
10/25 パリ〜ルーベ
10/31 イル・ロンバルディア
現状、ジロ・デ・イタリアが10月開催、ブエルタ・ア・エスパーニャが11月開催の噂もありますので、北のクラシックとアルデンヌクラシックはすべてジロ・デ・イタリアの裏で開催されるカタチとなります。
◯フランスのスポーツ大臣がツール開催に疑問符
フランスのロクサナ・マラシノースポーツ大臣(元水泳メダリスト)が9月いっぱいまでフランス国内のスポーツイベントは開催禁止になる可能性を示唆し、その上で、「ツールが開催されなくても世界を終わらない」とコメントしたとのこと。
◯上記コメントにかみつくFDJマディオGM
それに対してマディオ監督は「大臣の発言に驚いた。馬鹿げている。」とオコの模様です。
物議を醸しているのは、「スポーツは社会の優先事項ではない」という内容の大臣の発言で、たしかに正論ではあるものの、瀕死のスポーツ界を前に、わざわざスポーツ大臣が語ることではないと怒っているヒトがいます。
まだまだ出口がみえてきませんね。