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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
1月21日に開幕した2020年 UCI ワールドツアー初戦となる「サントス・ツアー・ダウンアンダー」は、本日第2ステージが終了し、前哨戦の「シュワルベクラシック」を制した地元オーストラリアのトップスプリンターであるカレブ・ユアン(ロット・スーダル)が圧倒的なスプリントをみせてステージ優勝を飾りました。
尚、第1ステージも同様に集団スプリントとなっており、今シーズンからドゥクーニンク・クイックステップ入りしたサム・ベネット(アイルランド)がシーズン初勝利を挙げています。
そして、明日は今大会2回ある「上りフィニッシュ」の第1段目となる「第3ステージ パラコーム上りフィニッシュ」となります。
そこで、直近のパラコーム上りフィニッシュのステージをおさらいしてみましょう。
◯2017年大会 第2ステージ
1位 PORTE Richie /BMC Racing Team 3h46m06s
2位 IZAGIRRE Gorka/Movistar Team +16s
3位 CHAVES Esteban/ORICA-Scott st
4位 DENNIS Rohan/BMC Racing Team +19s
5位 HAAS Nathan/Team Dimension Data st
6位 ULISSI Diego/UAE Team Emirates st
7位 GUERREIRO Ruben/Trek - Segafredo st
8位 STORER Michael/UniSA-Australia st
9位 WOODS Michael/Cannondale-Drapac Pro Cycling Team st
10位SÁNCHEZ Luis León/Astana Pro Team st
最終個人総合時間順位
1位 PORTE Richie/BMC Racing Team 19h55m49s
2位 CHAVES Esteban/ORICA-Scott +48s
3位 MCCARTHY Jay/BORA - Hansgrohe +51s
◯2015年大会第3ステージ
1位 DENNIS Rohan/BMC Racing Team 3h35m08s
2位 EVANS Cadel/BMC Racing Team +03s
3位 DUMOULIN Tom/Team Giant - Alpecin st
4位 BOUET Maxime/Etixx - Quick Step +05s
5位 ROGERS Michael/Tinkoff - Saxo st
6位 PORTE Richie/Team Sky st
7位 HAIG Jack/UniSA-Australia st
8位 FERNÁNDEZ Rubén/Movistar Team st
9位 POZZOVIVO Domenico/AG2R La Mondiale st
10位 GESCHKE Simon/Team Giant - Alpecin +13s
最終個人総合時間順位
1位 DENNIS Rohan/BMC Racing Team 19h15m18s
2位 PORTE Richie/Team Sky +02s
3位 EVANS Cadel/BMC Racing Team +20s
ご覧の様に直近2大会ともパラコームを制した選手が個人総合優勝を飾っています。
もちろん「ツアー・ダウンアンダー」のクイーンステージはあくまで最終日の「ウィランガヒル」ではありますが、それでも明日のステージが重要であるのは間違いありません!
J SPORTSでは以下の放送予定で「第3ステージ」をお届けいたしますので是非お楽しみに!
放送予定はこちら