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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日、フランス・パリに於いて、「第107回 ツール・ド・フランス」のルートプレゼンテーションが開催されました。
詳細はメジャーメディアさんにお任せするとして、ここでは若干偏ったニュアンスを含みつつ、「ツール2020」の特徴が3分で頭に入る様にカテゴリー別&箇条書きにて概要をお伝えしたいと思います。
◯大会日程
6月27日(土)〜7月19日(日)
※五輪イヤーなので例年よりも1週間早い開催(最終日パリ→東京五輪ロード=中6日)
◯サブタイトル
ツール・ド・下半分
ツール・ド・Z
◯周り方
(一応)時計まわり
◯主な通過山岳
中央山塊→ピレネー山脈→中央山塊→ジュラ山脈→アルプス山脈→ヴォージュ山脈(全部入り)
◯コース特徴
ニーススタート〜パリフィニッシュ
チームTTなし
平坦個人TTなし
セミ山岳個人TT=1(36km/ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ上りフィニッシュ)
山岳コース多い(2019年並み)
山岳ボーナスタイムポイントあり
◯ルートプレゼン参加者
クリスチャン・プリュドム氏(大会ディレクター)
エガン・ベルナル
ステーフェン・クラウスヴァイク
クリス・フルーム
ジュリアン・アラフィリップ
ロメン・バルデ
ティボー・ピノ
◯コメント
主催者:「アタッカー向きのコースであり、まるでマイヨジョーヌ界の日替わり弁当の様になるだろう!」
フルーム:「近年で一番厳しいコースなのでは」
ピノ:「なんて素晴らしいコースだ!すでにワクワクしているよ。ぼくの村を通過するんだ!特別過ぎるよ!」
◯総合表彰台
1位 ティボー・ピノ
2位 サイモン・イエーツ
3位 エガン・ベルナル