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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
残念ながら「J SPORTS」では放送しませんが、2019年の世界チャンピオンを決める戦いとなる「86th World Championships Road Race(男子エリート)」が、9月29日にイギリスのヨークシャー(ハロゲート)にて開催されます。
まだ、出場選手は最終確定していませんが、現時点に於ける出場予定選手をチェックしつつ、有力国と選手を確認していきたいと思います。
◯オランダナショナルチーム(暫定ロースター)
Mathieu Van der Poel(Corendon-Circus)※エース
Bauke Mollema(Trek-Segafredo)※サブエース
Mike Teunissen(Jumbo-Visma)
Jos van Emden(Jumbo-Visma)
Sebastian Langeveld(EF Education First)
Dylan van Baarle(Team Ineos)
Niki Terpstra(Team Total Direct Energie)
Pieter Weening(Roompot-Charles)
「奇跡の三刀流ライダー」ファンデルポールがロードレースのアルカンシェル獲りに挑む!
◯ベルギーナショナルチーム(暫定ロースター)
Philippe Gilbert(Deceuninck-QuickStep)※エース
Greg Van Avermaet(CCC Team)※エース
Remco Evenepoel(Deceuninck-QuickStep)※サブエース
Yves Lampaert(Deceuninck-QuickStep)
Tim Declercq(Deceuninck-QuickStep)
Oliver Naesen(AG2R La Mondiale)
Dylan Teuns(Bahrain Merida)
Tim Wellens(Lotto Soudal)
「奇跡の19歳」エヴェネプールが「ジュニア世界チャンピオン→(U23をすっ飛ばして)→エリート世界チャンピオン」という偉業に挑む!
◯フランスナショナルチーム(暫定ロースター)
Julian Alaphilippe(Deceuninck-QuickStep)※エース
Florian Sénéchal(Deceuninck-QuickStep)
Rémi Cavagna(Deceuninck-QuickStep)
Tony Gallopin(AG2R La Mondiale)
Anthony Roux(Groupama-FDJ)
Julian Bernard(Trek-Segafredo)
Christophe Laporte(Cofidis)
※Team manager Thomas Voeckler(社長)
ミスターハリウッド・ヴォクレール監督のもと「奇跡のエンターテイナー」アラフィリップがアルカンシェル獲りに向かう!
◯その他の主な注目選手
Peter Sagan(Slovakia)
Michael Matthews(Australia)
Matteo Trentin(Italy)
Alejandro Valverde(Spain)
パンチャー向きと言われている今年の世界戦ですが、コースは全長約284kmと長めで、リーズをスタートしたあと最初の大周回(約187km)をまわり、その後、ハロゲートの周回コース(約14km)を7周回してフィニッシュとなります。途中、2014年のツール・ド・フランスで使用したルートも通ります。
今年はいろいろと見所が多いレースなので注目していきたいと思います。