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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
主幹調査役
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在はツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。

2019年08月28日

時短

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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昨今、いろいろなところで「時短」という文字を目にします。

意味としては読んで字のごとく「時間短縮」の略であり、効率化を求められる様々な場面で使われているようです。

ちなみにビジネス関連で使われる時は「労働時間短縮」を目指す際などに用いられ、いかにして労働生産性を上げて会社としてのコストを抑えるかなどが考察されていくことになります。

かくいう私も40代になった頃から「時は金なり」という言葉を意識する様になり、今では若干極端ではありますが「時間を制するものが人生を制する」と思うようにすらなってきました...。

ですので、無駄な時間というものに対する意識(嫌悪感)は若い時に比べてグンと増しているように感じます。

但し、この無駄な時間という概念というのが、いまいち自分の中でも明確化されていません...。というのも、上記と若干矛盾してしまいますが、人生に於いて無駄ことは一つもないのではないか?と思っている自分がいたりするからです。

まあそんな哲学的なことは置いておいて、以下、無駄な時間だと感じるものをいくつか挙げてみたいと思います。

◯移動時間(乗り物に乗っている時間)
無駄な時間の代表格です。一日にここに3時間を費やしている人も少なくないはずです。しかも大抵が苦痛を伴う時間。この時間を有効活用できるかできないかで人生は大きく変わります。

◯準備時間
出勤前後の準備や着替えなどの時間もバカになりません。なんやかんやでここに合計1時間以上を費やしている人が大半なのでは。

◯会議時間
本来会議は「会って話す」という一番効率の良いコミュニケーション手段のはずですが、目的が定まっていなかったり人数が増えたりすると不毛な時間の代表格になってしまいます。

◯食事時間
食事時間を無駄な時間と考えるひとは少ないと思いますが、ここも一日のうちに合計3時間ほど費やす可能性があります。しかも、出費・余剰カロリー摂取・食べ物によっては体に悪い・自然の摂理で食事後は集中力が低下するなど、正しい食事をしないと更なるマイナスを生み出す可能性があります。

とここまでですでに起きている時間の半分くらいを消費しかねない勢いです。更に人によっては上記をこなすだけで一日のエネルギーの大半を使い切ってしまうかもしれません。そりゃあ仕事にも身が入らないわけです...。

一方、無駄な様で大切(重要)な時間も挙げてみたいと思います。

◯睡眠時間
かなりの時間を費やす要素なので削れないか工夫してみましたが、ここを削ると結果的に起きている時間全体に影響を及ぼすので諦めました。長期的に考えると質の良い睡眠を平均6時間はとりたいものです。

◯頭をリセットする時間
睡眠とは別に、アクティブな情報から隔離された状態で、脳のデフラグ&パッシブなインプットを行う時間が必要になります。これを確保しないとアイデアが生まれなくなったり生きる意欲も低下してしまう様に感じます。

◯移動時間(徒歩)
これまでいろいろな運動を行なってきましたが、個人的には「歩く(ゆっくり自転車に乗るのも同様)」行為が最も効率的なエクササイズな気がします。歩行時の自分自身の心拍数をみると、大体「80〜100(安静時の心拍数は40後半)」ほどで、階段を一段飛ばしで登ると「120」くらいまで上がります。一日1万歩を目標にしていますが、移動や聴く読書などとも併用できますし、電車代やタクシー代などの移動費も節約できるので、一石三鳥くらいにはなってしまいます。食事回数を1回減らしてそれを徒歩時間に置き換えるだけで、あっという間にダイエットもできます。正直、健康のためにクルマでスポーツジム通いをするのはかなり効率が悪い行為だと思います(本格的に身体を鍛える場合は別)。

当たり前ですが、一日の時間というのは有限です。しかし、同じ24時間でも工夫次第では、安く・快適に・楽しく・いろいろなことをこなせる可能性があります。逆になにも工夫しなければ、高くつき、苦痛で、不満だらけで、結局なにもこなせない一日で終わってしまう可能性もあります。

これらはなにも一日の生活だけに当てはまるものではなく、例えば「自転車界を良くしていきたい」といったもう少しマクロな取り組みのタイムマネージメントにも汎用できるはずです。

「Time is money(Benjamin Franklin 1706‐1790)」です。

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