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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

2019年07月14日

本日はフランス革命記念日

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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昨日は、東京・多摩市にある「パルテノン多摩 市民ギャラリー」にて、多摩市主催の「東京五輪イベント」に参加いたしました。

予定されていたトークショーは合計5回で時間はそれぞれ30分間。

内容は「東京五輪自転車ロードレースに関連した話題」ということで、「自転車ロードレースの基礎知識」から「多摩市内の五輪自転車ロードレースコース紹介」などを中心にお話させていただきました。

基本的にお客様が入れ替わる形式でしたので、内容は毎回一緒で良かったのですが、そこはやはり少し話題をズラしながらのトークとなりました。

「30分間×5回」ということで「朝から夕方まで合計150分間も話すのかあ...」と少し覚悟を決めて挑みましたが、終わってみれば各会とも大幅に時間オーバーとなってしまい、結局「平均50分×5回=250分間」のトークイベントなってしまいました...

進行を担当された韓様、関係者の皆様、そして、30分のつもりでご来場されたお客様、長時間お付き合いさせてしまい大変申し訳ございませんでした...。

7月21日にはいよいよ五輪のテストイベント(プレレース)が開催されますので、私も大会のお手伝いをしつつ、五輪ロードレースという歴史的なイベントの開催を見守っていきたいと思います。

一方、「第106回 ツール・ド・フランス」は中央山塊に突入し、トーマス・デヘント(ベルギー/ロット・スーダル)が十八番のロングエスケープを決めて見事なステージ優勝を飾り、最後のカテゴリー山岳でフランス期待のジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)とティボー・ピノ(グルッパマ・FDJ)の二人がメイン集団から抜け出してタイム差をつけるという、革命記念日を翌日に控えるフランスとしては大変盛り上がるレースが展開されました。

その第8ステージを終えた段階での総合成績は以下のようになっています。

1位 ALAPHILIPPE Julian/Deceuninck - Quick Step
2位 CICCONE Giulio/Trek - Segafredo +23s
3位 PINOT Thibaut/Groupama - FDJ +53s
4位 BENNETT George /Team Jumbo-Visma +1m10s
5位 THOMAS Geraint/ Team INEOS +1m12s
6位 BERNAL Egan/Team INEOS +1m16s
7位 KRUIJSWIJK Steven/Team Jumbo-Visma +1m27s
8位 URÁN Rigoberto/EF Education First  +1m38s
9位 FUGLSANG Jakob/Astana Pro Team +1m42s
10位 BUCHMANN Emanuel/BORA - Hansgrohe +1m45s

明日は中央山塊2日目。全体的な難易度はあまり高くないものの、フィニッシュエリアはロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)の地元であり、特に最後の3級山岳は「バルデの実家の裏山」ということで、ここまで元気のないバルデの走りにも注目が集まります。

フランス革命記念日にアラフィリップがマイヨジョーヌを着用してスタートを切ることも含めて、フランス人のためのステージになることは間違いありません!

是非お見逃しなく!

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