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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
今年で106回目の開催となる「ツール・ド・フランス2019」の見どころが、3分で頭に入るよう箇条書きで各種情報をまとめてみました!
◯レース日程
・7月6日(土)〜7月28日(日)
・休息日=7月16日(火)&7月22日(月)
◯全体特徴
・マイヨ・ジョーヌ100周年(日替わりオリジナルプリントマイヨ・ジョーヌ登場)
・エディ・メルクス氏初総合優勝から50周年(ブリュッセルグランデパール)
◯ルート特徴
・ブリュッセルスタート→パリ・シャンゼリゼフィニッシュ(総距離3,460km)
・平坦=7/丘=5/山岳=7(史上最多の30カ所の山越えと5つの山頂フィニッシュ)
・ボージュ山脈→中央山塊→ピレネー山脈→アルプス山脈(ツール・ド・右半分)
・難易度の高いステージが多い/標高の高い峠が多い
・個人TT短め(1回/27km)/チームTT短め(1回/27km)
・第6ステージは未舗装路山頂フィニッシュ
◯ルール特徴
・出場チーム=UCIワールドチーム18チーム/ワイルドカード4チーム
・1チーム8名
・ボーナスタイム(フィニッシュ)=10秒/6秒/4秒
・ボーナスタイム(丘&山頂)=8秒/5秒/2秒(第3,6,8,9,12,15,18,19ステージ)
・ポイント賞=ステージ途中に1カ所ある中間ポイントとフィッシュポイント
・山岳賞=難易度の高い山頂はダブルポイント
◯賞金
ステージ優勝=11,000ユーロ(約135万円)
個人総合優勝=500,000ユーロ(約6100万円)
◯マイヨ・ジョーヌ候補
ティボー・ピノ(フランス)
◯マイヨ・ヴェール候補
ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
◯マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ候補
ワレン・バルギル(フランス)
◯マイヨ・ブラン候補
ダヴィ・ゴデュ(フランス)
◯その他注目選手
ゲラント・トーマス(イギリス)
エガン・ベルナル(コロンビア)
ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)
トム・デュムラン(オランダ)
ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ロメン・バルデ(フランス)
アダム・イエーツ(イギリス)
リッチー・ポート(オーストラリア)
ヤコブ・フグルサング(デンマーク)
ギョーム・マルタン(フランス)
ペーター・サガン(スロバキア)
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)
フェルナンド・ガビリア(コロンビア)
カレブ・ユアン(オーストラリア)
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)
成せる・武兄(フランス)