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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
昨日、フランス・パリに於いて、2019年のツール・ド・フランスルートプレゼンテーションが開催されました。
グランデパールはベルギーの首都ブリュッセルで、その後、「ヴォージュ山脈」⇒「中央山塊」⇒「ピレネー山脈」⇒「アルプス山脈」を経て「パリ・シャンゼリゼ」にフィニッシュする「総距離3,460km」の道のりとなります。
ちなみに回り方はクリストファー・フルーム(チームスカイ)が得意とする反時計回り(ピレネー→アルプス)となっています。過去7年のフルームの成績は以下の通りとなっています。
・2019:反時計回り/?
・2018:時計回り/3位
・2017:反時計回り/1位
・2016:反時計回り/1位
・2015:反時計回り/1位
・2014:時計回り/DNF
・2013:反時計回り/1位
・2012:時計回り/2位
さて、2019年のツール・ド・フランスのコースを確認してみた上で、改めてその特徴をざっと挙げてみたいと思います。
・個人TTが極短=1回/27km/少しアップダウン(チームTTも27kmと極短)
・山頂フィニッシュが増えた=5回
・標高の高い峠が多い=コロンビア勢有利?
・中級山岳ステージが多い=波乱要因?
・総じてクライマー向きのルート
ということでいきなりですが、「どこよりも早い2019ツール優勝者予想」を、第一弾として行ってみたいと思います。
・総合優勝:ティボー・ピノ
・総合2位:エガン・ベルナル
・総合3位:サイモン・イエーツ
・ポイント賞:ジュリアン・アラフィリップ
・山岳賞:ワレン・バルギル
・ヤングライダー賞:エガン・ベルナル
優勝予想をしたら早くもドキがムネムネして参りました!
また、11月3日(土)に開催される「さいたまクリテリウム前日イベント」では、あのアルベルト・コンタドール氏とともに2019年ツール・ド・フランスのコース分析を行うことになりました!お楽しみに!