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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
昨日、大分市内で「OITAサイクルフェス!!!2017」の実行委員会が開催され、私も大会アドバイザーとして参加してきました。
これまでも常に進化を遂げてきた同大会ですが、4回目の今年は今までで最も大きな変化に挑戦することになります。
過去3大会はJR大分駅すぐ横で開催される「おおいた いこいの道クリテリウム」が集客効果の高い目玉イベントとして注目されてきましたが、今年は「大分銀行ドーム」周辺で開催される「おおいた サイクルロードレース」のコースが1周10kmに延長され、国際基準の美しいロードレースへと大幅にパワーアップします。
自然公園周辺の美しい景観や、モダンな住宅地内を通過する印象的なルート、パークプレイス大分公園通りと一体として開発された大型モールや大分トリニータの巨大スタジオ横を通過するシチュエーションなど、カラフルなプロトンとどの様な調和を生み出すのか今からとても楽しみです。
また、9月28日の「大分合同新聞 朝刊」には、来年2018年から、同レースが「UCIアジアツアー 1.2」として開催されるという記事が掲載されました。
5回目の開催で当初からの目標だった「国際レース化」が実現することになります。
名称は「OITA URBAN CLASSIC」となる予定です。
9月22日に公表された2018年UCIアジアツアーのレースカレンダー上にも上記名称で同レースが記載されました。
2018年シーズンの国内UCIレースは、「ツール・ド・おきなわ(1.2/2017年11月12日)」「ツール・ド・とちぎ(2.2/2018年3月23日~25日)」、「ツアー・オブ・ジャパン(2.1/2018年5月20日~27日)」、「ツール・ド・熊野(2.2/2018年5月31日~6月3日)」、「ツール・ド・北海道(2.2/2018年9月7日~9日)」、「OITA URBAN CLASSIC(1.2/2018年10月14日)」、「ジャパンカップサイクルロードレース(1.HC/2018年10月21日)」の計7レースとなります。
日本国内はいよいよ自治体主導型の国際レースがいくつも誕生する正しいサイクルに突入しました。