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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日は、関西エリアで『J SPORTS』 の番組を配信している ケイ・オプティコム の光放送 『eo光テレビ』 の担当者の方との打合せに参加してきました。
最近、レース主催者の仕事に就いている関係で、テレビの視聴率や、それに伴う様々な数字などに触れる機会が多々あります。
自転車ロードレースの中継に関しては、国内ではほほ独占状態にある 『J SPORTS』 ですが、BSの有料放送ということもあり、地上波では一般的な 『視聴率』 という数字を見聞きする機会は、実はこれまであまりありませんでした。
レース主催者として、そして単純にレース解説者としても、『いったいどれくらいの方々がロードレース中継を観ているのかな?』 という疑問を常々持っていましたが、先日ある資料を拝見し、『えっ? J SPORTS ってこんなにたくさんの人たちが観れるメディアだったんだ!』 ということ知った次第です...
その資料によると、、、
全国約5,500万世帯(地上波)のうち、『J SPORTS』 への有料加入者は約670万世帯。およそ 『8世帯に1世帯が J SPORTS を視聴可能』 という計算になります。
更にたまに行っている 『無料放送時』 には、、、
有料視聴可能世帯約670万世帯 + J SPORTS 未加入約1,330万世帯が加わり、全国BS視聴総世帯数約4,000万の半分となる約2,000万世帯が視聴可能になるとのこと!
最近、街を歩いていて(通勤でヨレヨレになっているときに...)声をかけていただくことがあるのも、そのせいなのでしょうか。
実は、関西エリアで 『J SPORTS』 を配信している 『eo光テレビ』 の担当者の方も生粋のサイクリスト。
本日は、自転車と、映像と、仕事と、生き方について熱く語りました。
『自転車愛』 と 『メディアの多様化』 の相乗効果により、今後更にロードレースの認知度が拡大してくことを願います。