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一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日、恵比寿にある 『EBIS 303』 に於いて、『JrIDE PROJECT』 の2014年活動報告会を開催いたしました。
まずは、グローブマーケティング株式会社代表の宮田泰郎氏が2014年に実施した全ての活動を報告し、その後、エキップアサダ代表の浅田顕監督、ウィーラースクールジャパン代表の中島隆章氏、BFY-YAMAMOTOT代表の山本雅道氏、そして私の4名で、今年の活動を振り返りながら今後に向けての反省点などを洗い出すためのパネルディスカッションを行いました。
また、司会進行を務めてくださったMCの南隼人氏は横浜ベイスターズのスタジアムDJを務めていることもあって国内メジャースポーツの育成システム等にも精通しており、時折"自転車人"である我々4名のディスカッションに鋭いアドバイスを差し込んでくれました。
そしてパネルディスカッションのあとには、現役選手代表として宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手にも講演をお願いし、彼が考える"育成"に必要な要素などを語っていただきました。
結局のところ、目標と理想がかなり大きいので、1年やそこらで完成形に近づくことなどまず不可能であり、とにかく今はトライアンドエラーを続けていくことを覚悟しながら、ダメなところは素直に改善し、必要なものについてはマンパワーと予算と相談しながら一つづつ積み上げていくしかないという現実に辿り着きます。
私自身を冷静に分析すると、大きなことを成し遂げるための特殊な能力は到底持ち併せていませんし、むしろ世の中には私よりも優秀な人が殆どな気すらしてきます。
しかし、無能などん亀にはどん亀なりのやり方があることも40年生きてきて学んだつもりです。
踏みつけられても、ごぼう抜きされても、信念を持って進み続ければ、いつか積み上がったものは周りよりも高くなります。
今流している汗が結果として形になるのはたぶん数年後でしょう。
逆に言えば、今結果になって現れていることは、数年前、もしかすると十数年前の自分が流した汗や涙が形になっているのかもしれません。
今から逃げれば、未来からも逃げることになります。
あっ、自分に言い聞かせるようなブログになってしまいました...
『JrIDE PROJECT 2014年活動報告』の記事は 『こちら』
最後に、想いを持って献身的に初年度の各活動を支えてくださったグローブマーケティング株式会社のスタッフをはじめとする関係者の皆さまに厚くお礼を申し上げます。