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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日、『第34回神奈川マラソン』に密かに出場してきました。
マラソンと言ってもハーフマラソンなので距離はフルの半分の約21.1km。
マラソン挑戦宣言?を行ったのが昨年11月7日のブログでしたが、『まずは何か目標を決めないと怠けそう』ということで、2月5日開催のこの大会にエントリーした次第です。
約3ヶ月の練習期間があったので本番までにシュミレーションとして20km走を行おうと考えていましたが、人生というものは大概思い通りにいかないもので、ヒラメ筋痛やマイコプラズマなどの影響もあり、結局、平均で週1〜2回(1回約30分ほど…)しかトレーニングできず、グダグダな状況で挑むことになってしまいました
前日の2月4日に、宇都宮グランドホテルで開催されたチームプレゼンテーションに参加したあと終電で神奈川に向かおうと考えていましたが、終電を逃してしまったので朝4時台の始発で一旦自宅へ。
急いで準備をして、いざ磯子駅へ向かいました
初めてのマラソン大会なので、勝手が分からず迷いながら受付を済ませ、周りの人たちの動きを見ながらスタートの準備を行いますが、とにかく参加者が多いので、長い長いトイレ待ち時間などを経てスタートラインに着いたのはスタート3分前…
グリコパワープロダクションシリーズの『CCDドリンク』やエナジージェルの『ワンセコンド』などを摂り、アップやストレッチもする間もなくスタートを切りました!
おお!マラソン大会だ!
感動しながら走りはじめるとペースがわからない…
てっきり1kmごとに看板とかあるのかと思ってましたがそんなものはありません。
結局、抑えながら走ったつもりが前半のペースが少し速かったようで最初の10kmを47分(平均速度12.8km/h)で通過。
目標ゴールタイムを1時間45分に設定していたのですが、1時間39分ペースで突っ込んでしまいました…
案の定、普段長くても40分ほどしか走っていなかったこともあり、10kmを過ぎるとかつてのジルベールばりにタレはじめます。
その後はひたすら抜かれる抜かれる…
『被りモノ系』のランナーにも抜かれたりして凹みますが、とにかく集中して『ワンセコンド』と水分補給に気を遣いながら走り続けました。
結局、後半の10kmは約53分(11.3km/h)ほどまでペースが激タレして、ピクピクしはじめたヒラメ筋と、皮がズレはじめて痛みだした足裏をごまかしながらなんとかゴールに辿り着きました。
タイムは1時間45分18秒(12km/h 1445.4Kcal)でほぼ目標通りだったものの、フルマラソンでこの倍の距離を同じようなペースで走ることは今はとても考えられません…
フルマラソンの目標タイムは3時間30分なので今後更なる努力を行う必要があります。
しかし、これからシーズンがはじまると時間は更になくなっていきます
秘密の練習法でも編み出さないといけませんね…
そんなわけで、はじめてのハーフマラソンを走り終えて、現在は完全に『ロボット』のような動きになっております。