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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
大器晩成型選手のお手本と言っていい カデル・エヴァンス(34) が、ツール・ド・フランス第20ステージの個人タイムトライアルでステージ2位に入り、念願だったツール制覇をほぼ確実にしました
一方、エヴァンスに対して57秒のタイム差を持って本日の個人タイムトライアルに挑んだ総合首位の アンディ・シュレク(26) は、今日一日で2分31秒を失い、3年連続の総合2位に終わろうとしています。
今年のツールも序盤から様々なドラマが生まれました。
私がTVでツールを見始めたのは1985年(アンディが生まれた年!)、今年でツール観戦歴?27年目となりましたが、このレースはやはり“世界最大”と形容されるだけのことはあります。
特別な才能を持った選ばれし男達が、人生をかけて挑む命がけの戦いにドラマが生まれないわけがありません。
本日もエヴァンスのレース後の涙を見て、不覚にも放送中にもらい泣きしてしまいました…
「諦めないこと、外野に惑わされないこと、自分と仲間を信じること、、、」
今年もまた色々なことを教えられました。
放送が終わってから、宇都宮ブリッツェンン主催のサイクリングイベントである「宇都宮サイクルピクニック」に参加するために、クルマで宇都宮に移動しました。
なんとなく、自分が所属するチームの選手達に会えるとホッとします。
レースの世界にいれば、時に逆風が吹くことはよくあります。
しかし、今年のエヴァンスが示してくれた様に、真摯に努力を続けていけば、いつか想いはカタチになるのだと思います。
おめでとう カデル・エヴァンス、ありがとう カデル・エヴァンス。
我々が参戦しているJプロツアー第7戦の「JBCF富士山ヒルクライム」の動画アップされました。
増田選手がルビーレッドジャージを着用して連勝したレースです。