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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
最近、不安を助長するような情報が世の中に溢れかえっています。
宇都宮は福島原発から直線距離で140kmほどに位置しているのでネガティブな情報には過敏にならざる得ない立場でもあります。
そんな中、廣瀬キャプテンが、「最近なんだか肌の調子がいいんですよ」とアピールしてきたので、「実は俺もいつもより体調が良い気がするんだよね]」という会話をしました。
この会話に深い意味があるわけではなく、純粋にお互いそう感じたので口にした言葉でした。
その後、宇都宮ブリッツェンの選手たちがお世話になっている美容室の「QUALITA」に行って同じことを話したところ、以下の「YouTube」で世の中で盛んに言われていることと逆の内容が発表されていることを教えてもらいました。
内容を簡単に説明するならば、“適度”な放射線は健康を促進し、地球上で自然放射線量が高い地域の長寿率はむしろ高いという学説でした。
私は専門家ではないのでこの内容についてのコメントは控えますが、明確な根拠がないなかで多くのネガティブな情報が飛び交っている現状に於いて、この様な種類の情報を紹介するのはいたってフェアーなのではないかと考えています。
最終的な判断は情報を受け取った方々が自ら学び、判断を下さなければなりません。
現在、北関東は様々な風評被害のリスクに晒されています。
この「YouTube」の内容に沿って判断するならば、今の日本国内で起こっている食品関係へのリアクションは文字通り「風評被害」ということになります。
勇敢に被災地へ向かい支援活動を続ける方々、不安な状況のなかで自らの故郷で生活を続ける方々、リスクを避けるために東日本を脱出する方々、各管理者への猜疑心を怒りに変えて発言する方々…
色々な判断や行動がありますが、全てが正解で全てが正義だと思います。
しかし、我々がまずやるべきことは、単に情報を得て騒ぐのではなく、その先にある真実を知ることなのではないでしょうか?
以下、義援金募集の内容などを参考までに貼りつけておきます。
※日本赤十字社の『東北関東大震災義援金受付』では、ネット上でクレジットカードなどによる義援金の払込が行えます。金額も¥2,000から受付しています。また、法人名義での払込も可能でした。ちょっとした買い物を1回我慢してPCから手続きを行えば最も効率的な被災地支援に繋がります。多額の寄付ができなくても¥2,000を寄付するだけで気持ちはカタチとなって被災地に届きます。少し余裕が生まれたときに継続して寄付する習慣を身につけるのが良いのかもしれません。