時間を追うに連れて明らかになる被害の大きさにただただた心を痛めるばかりです。

今回の大地震の影響で命を落とされた多くの方々に深い哀悼の意を捧げるとともに、今もなお被災地で辛い夜を過している方々が一刻も早く安心できる環境下に身を置けることを祈っております。

北関東及び関東でも大地震の余波はまだまだ続いており、東日本エリアは電力不足の影響で電車が停まり、スーパーの食料は激減し、ガソリンスタンドなども閉店しているような状況です。

恐れていたことがまさに現実のものとなっています。

宇都宮ブリッツェンの現状は、公式の活動を一旦停止し、各選手はそれぞれの家族の元に戻っています。

所属選手の多くは東日本エリア出身の選手達であり、被災地の仙台出身者や、実家が液状化現象により影響を受けている選手もいます。

開幕戦として予定されていた『JBCF熊谷クリテリウム』の開催中止が決まったこともあるので、一先ず、今週一週間は自主練習期間として、各選手たちはそれぞれの自家で過ごすことになりました。

他のレースの開催も流動的であり、開幕戦がどのレースになるかも未定です。

一方、チームとして、被災地などに向けた義援金送付などを模索しており、4月3日開催予定の『桜・さくら・SAKURAサイクリング』の収益を義援金とさせていただくことなどを決めました。

ただし、イベント当日の状況次第では、開催延期となる可能性も否定できません。

他にも我々ができることを皆で考えていますが、現在は混乱が収束しておらず、個別の行動をむやみにとることは状況を悪化させかねないので、慎重に今後の方向性を模索していきたいと思います。

今回の地震発生後、西日本エリアの方々などから多くの励ましの連絡をいただきました。

本当にありがとうございます。

これは個人的なお願いとなりますが、今回の地震により影響を受けていない地域にお住まいの方々は、是非前向きにいつも通りに、いや、むしろいつも以上に精力的に日々の生活を送っていただきたいです。

節電なども、東日本エリア外にお住まいの方にはそれほど関連性はないようですので、経済の動きを止めない為にも我々の分まで元気な生活を送ってください。

東日本エリアは現在混乱のなかにあり、チャリティイベントなどの積極的な開催は時期尚早と言えます。

電車が止まり、企業の多くも通常の業務に支障をきたしております。

しかし、西日本エリアの方々には、『自粛』という言葉は忘れていただき、皆さんのパワーで日本経済を引っ張っていただいて、元気を日本中に振りまいて欲しいです。

我々も強い気持ちを持ち続け、混乱が収束したのちには被災地に対して積極的な行動をとり、そして、レースがはじまったならば、全力で勝利を目指して戦っていきたいと思っています。

以下、義援金募集の内容などを参考までに貼りつけておきます。

◆下野新聞社『東日本大震災救援募金受付』

広く県民の皆さまの浄財を受け付けます。
被災者救援のため、ご協力をお願いします。
振り込みか現金で受け付けます。
寄金者の氏名と金額を本紙に掲載し、受領書に代えさせていただきます。

【振込先】
口座名「下野新聞・東日本大震災救援募金」
・足利銀行本店
　普通口座
　口座番号4490063
・栃木銀行本店
　普通口座
　口座番号1023944

【現金受け付け】
下野新聞社本社内「下野新聞・東日本大震災救援募金」係（宇都宮市昭和1の8の11）。
土・日曜、祝日を除く午前10時〜午後5時。
問い合わせは、電話028-625-1111（代表）

【受付期間】4月14日まで

◆日本赤十字社『東北関東大震災義援金受付』

日本赤十字社では、今回の震災の被害が甚大かつ広範囲に及んでいることから、被災県組織に代わり、皆さまからの義援金を受け付けております。

義援金窓口1
郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号 00140-8-507
口座加入者名 日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間 平成23年3月14日（月）〜平成23年9月30日（金）

※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券（受領証）は、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

義援金窓口2
クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easyによるご協力
詳しくは、こちらをご覧ください。

※「寄付目的」の選択項目で、救援金名を指定してください。
※寄付金額は、2,000円以上から受け付けています。

［担当窓口］日本赤十字社 東北関東大震災義援金担当
Tel: 03-3437-7081 　E-mail: [email protected]