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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
自転車ロードレースのシーズンは、一般的に2月から10月とされています。
近年は、冬でも暖かい地域でレースが開催されるようになり、また、トッププロ選手たちのトレーニング開始時期も年々早まってきているので、昔ほどドップリとオフをとる選手というのは減ってきていると思います。
かつては、冬が明けると到底アスリートには見えないくらいに丸々と太った選手がいたりもしましたが、今は冬でもある程度シェイプされている選手が多いようです。
チーム運営側にとっても、オフシーズンは一昔前に比べて格段に作業量が増えており、宇都宮ブリッツェンに関していえば、もはやスタッフにとってのオフシーズンはオンシーズンであり、シーズン中とは違ったストレスと戦うことになります。
シーズン中というのは、ある意味で肉体労働的な仕事が中心ですが、冬は事務作業系の割り合いが格段に増えてくる感じです。
もし、今後、自転車ロードレースチームの運営を考えている方がいらっしゃいましたら、まずは、パソコンの知識や操作能力を一般社会人より上のレベルくらいまで引き上げないといけないでしょう。
それと、同時進行的に物事を進めることが多いので、モバイル機器にもある程度強くならないと、限られた脳みそメモリを食われてしまい、作業速度&質の低下や、重度の物忘れに見舞われます。
外国語もいくつかは理解できないと困ると思います。
性格面ですが、自分に厳しく他人にはある程度寛大な性格が良いでしょう。
細かい作業も多いので表面上は几帳面な性格がベストですが、とにかく年間を通じてトラブルやアクシデントとの戦いでもあるので、大きな意味では大雑把、いざとなったら開き直れないとサバイバルな状況は突破できません。
スポーツディレクターも兼ねるならクルマの運転は非常に重要です。
あとこれは個人的な意見ですが、人の長所を見れること、公平に人を愛せること、他人に強要しない確固たるポリシーを持っていること、肩書きに溺れず常に柔軟であること。
ん〜〜
書いてて凹んできました
まだまだです
「自転車チーム運営の勧め」という題名で書いたつもりが、単なる自己啓発ブログ?となっていまいました…
がんばらさせていただきますm(__)m