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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
[2010年のチームカーデザインを担当してくださったブラッキー中島さん邸に滞在中]
現在、京都の美山町に来ています。
昨日広島中央森林公園(宇都宮から片道約1000km)で開催された西日本実業団ロードから宇都宮に戻らず、来週末に同じく広島中央森林公園で開催される全日本選手権まで、美山町にあるブラッキー中島さんのご自宅に3泊ほど滞在させていただくことになっています。
全日本までの1週間をチームで動くことによって、ミニキャンプの様な効果を期待する要素もありますが、1週間の間に合計4000km(約48時間)を車で移動するのは体力的にも厳しく、また、移動に飛行機などを使えないチームの財政状況もあって、今回のブラッキーさんのご好意には大変感謝しています。
ブラッキー中島さんには、宇都宮ブリッツェンの立ち上げ時から様々な業務をお手伝いいただいており、今期もチームカーのデザインや、ポスター&チラシなどの作成を依頼しております。
また、子供向け自転車教室としてすっかりお馴染みになった「ウィーラースクールジャパン」の代表も務めており、自転車教室を活動の柱に掲げている宇都宮ブリッツェンにとっては、なくてはならない存在と言っても過言ではありません。
ここ美山町では、「美山サイクルロード」という一般公道を使用した歴史のあるロードレースが毎年開催されており、過去には、「全日本実業団対抗ロード」や、「ツアー・オブ・ジャパン」の前身だった「国際サイクルロード」でもこのコースが使用されたことがあります。
ロードレース経験者の多くが一度は訪れたことのある土地でもあり、今後、ブラッキー中島さんや、ガラパさん(自転車レース実況としてお馴染みで同じく美山町在住)の活動などにより、地域に根付いた形での自転車文化の発展が進む可能性が期待されるところです。
情熱と才能を多く持たれているブラッキー中島さんの「古民家再生住宅」で、全日本に向けて鋭気を養いたいと思います。
[建築中の“美山サイクル合宿所(仮名)”でアルバイト]