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サイクル ロードレース コラム 2024年9月27日

新城幸也、カヴェンディッシュ、ギルマイらが集結!「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」総勢58名の選手出場決定

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」出場選手発表会見が行われた

「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」出場選手発表会見が行われた

2024年11月2日(土)にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。9月27日(金)に出場選手発表会見が行われ、新城幸也、ビニヤム・ギルマイマーク・カヴェンディッシュ、マルセル・キッテルら総勢58名の選手が第10回となる今大会に出場することが分かった。

「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は世界最大のサイクリングイベントである「ツール・ド・フランス」の名を冠したイベントで、毎年さいたま市で開催。多彩な国内外の選手が参加しており、若手選手やパラサイクリング選手、歴代優勝者やスター選手が集結している。

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

クリストファー・フルーム選手から日本のロードレースファンの皆さんへ!【2024さいたまクリテリウム】

今回、そんな注目の大会の出場者が発表された。大会アンバサダーのマルセル・キッテルを含む5名の歴代優勝者が来日する他、ツール・ド・フランス2024で4賞ジャージの一つ「マイヨ・ヴェール」を獲得したビニヤム・ギルマイ選手、ステージ優勝を果たし、通算35勝の最多記録を持つマーク・カヴェンディッシュ選手、2025年に引退を表明しているフランスのロマン・バルデ選手も3大会ぶりに参加する。そして、2019年チャンピオンの新城幸也選手も10大会連続で出場が決定した。

国内選手では、全日本選手権で優勝した金子宗平選手が3大会連続で出場。さいたま市出身の小泉響貴選手や、パリオリンピック日本代表の窪木一茂選手も参加し、国内外で活躍する選手が揃う。

そして、女子・男子ジュニア選手も参加し、近年の活躍が目覚ましい垣田真穂選手や辻洸之介選手など、未来の日本ロードレース界を担う若手選手が7名出場。パラサイクリング選手は、パリパラリンピックで2大会連続金メダルを獲得した杉浦佳子選手をはじめ、実力者たちが集結する。

また、今年は9月に開催された、「第72回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会」のエリート及び高校生上級のカテゴリーで優勝した選手達も個人タイムトライアルレースに出場。なお、海外招聘選手の2チームは、近日発表予定だという。

会見には(左から)清水勇人市長、金子宗平選手、藤田涼平選手、遠藤秀一氏が登壇

会見には(左から)清水勇人市長、金子宗平選手、藤田涼平選手、遠藤秀一氏が登壇

今回の会見には、さいたまクリテリウム組織委員会 会長(さいたま市長)・清水勇人氏、一般社団法人さいたまスポーツコミッション 会長・遠藤 秀一氏が登壇し、10回記念大会の取り組みや進捗状況について報告。

そして、2024全日本自転車競技選手権大会の個人タイムトライアルで優勝した群馬グリフィンの金子宗平選手(埼玉県児玉郡美里町出身)、さいたま市を活動拠点の一つとするプロサイクルロードレースチーム、さいたま佐渡サンブレイブの藤田涼平選手(埼玉県上尾市出身)が登壇し、さらに、スイス・チューリッヒで開催中のUCI世界選手権大会に臨んでいるバーレーン・ヴィクトリアスの新城幸也選手がオンラインで参加した。

新城幸也選手、金子宗平選手、藤田涼平選手が意気込みなどを語った

新城幸也選手、金子宗平選手、藤田涼平選手が意気込みなどを語った

今回、3大会連続3回目の挑戦となる金子選手は「とても楽しみなのですが、緊張もしています。今年は全日本選手権で優勝したこともあり、国内のロードレースファンの皆様からの期待も大きいと思うので、しっかりと緊張感をもって走りたいと思います」と意気込み、アマチュア時代も含めて4度目となる藤田選手は「地元のさいたまクリテリウムに出場することを夢見て頑張ってきて、これまで個人で3回参加できて嬉しかったです。次の目標としてチームで出たいという思いがあったので、今年はチームとして参加させていただけて光栄です」と喜びを見せていた。

そして、10大会連続10回目の出場で、優勝も果たしている唯一の選手・新城選手は「毎年楽しませていただいています。普段レースを走っているとあまり話をすることもない選手と、2日間、3日間ずっと一緒にいるのでコミュニケーションをいっぱい取れるのが新鮮で嬉しいです」と語り、これまで出場した中で印象的だったこととして「一昨年はカヴェンディッシュとヤスパー(・フィリプセン)とスペシャルチームを組ませてもらったんですけど、それまでレースでは喋ることなかった選手たちと同じチームということでご飯に行ったりして、友達になれました」と振り返った。

今年の注目選手について質問されると、金子選手は「クリス・フルーム選手です。今回が9度目の出場となりコースを熟知されていると思うので、魅せる走りをしてくれるんじゃないかと期待しています」とコメント。

「さいたまクリテリウム」第1回の時に現地観戦して優勝する姿を見ていたという藤田選手もクリス・フルーム選手に期待を寄せつつ、「ツール・ド・フランス本大会35勝を成し遂げたカヴェンディッシュ選手が有力なのかなと。また、マイヨ・ヴェールを獲ったギルマイ選手もいるので、カヴェンディッシュ選手とのスプリント対決も厚いんじゃないかなと思います」と熱く語った。

新城幸也選手は「いろんなレース展開を見ていただけると思います」とコメント

新城幸也選手は「いろんなレース展開を見ていただけると思います」とコメント

新城選手は「各チーム1人は絶対的エースがいるので注目ですね。アスタナカザクスタンだとカヴェンディッシュと(ミケル・)モルコフのスプリントラインもありますし、僕のチーム(バーレーン・ヴィクトリアス)も若手のサンティアゴ(・ブイトラゴ)もいますし、dsmフィルメニッヒ・ポストNLはロマン・バルデとジョン・デゲンコルプのコンビも来ますし。ギルマイもいますし、もう一人に絞るのが難しいくらいいますね!」とコメントした。

また、新城選手はレース前日に行われるイベントにも注目しているようで「サプライズがいつもあって、いつも驚かされています。毎年の楽しみです」と笑顔で語る。さらに、本大会について「新しいところもあるということで、これまで見たことない風景があると思うのですごく楽しみです。僕らは1時間、2時間近く走っているのですが、同じ場所で見るのもいいですし、いろんな観戦スポットを変えてみるのもまた違った楽しみがあると思います。コーナーの入口と出口では集団の形も違いますし、毎周回同じスピードではないので、いろんなレース展開を見ていただけると思います」とアピールした。

注目選手揃い踏みの「J:COM presents 2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、11月2日(土)にさいたま新都心駅周辺で開催。今回の会見では、「海外チームに帯同できるスペシャルな体験!」をコンセプトに、世界で活躍するスーパースターと共に夢のような2日間を過ごせる、オフィシャルサポーターズの新プラン「チーム帯同プラン」が販売されることも発表。

さらに、ロードバイクを調整するバイクストレージの見学やステージイベント、レース当日は、選手達と同じバスで会場へ移動、レース前に選手と一緒にコースを走行できるオープニングイベントへの参加、選手ピットエリア付近での交流やレース観戦など、プレミアムな体験型特典が用意されるという。

◆現時点の出場選手は以下を参照。
https://saitama-criterium.jp/2024/news/?id=437

文:J SPORTS編集部

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