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サイクル ロードレース コラム 2024年7月5日

【ツール・ド・フランス2024 レースレポート:第6ステージ】オランダチャンピオンのフルーネウェーヘンがスプリント勝利 「赤・白・青のジャージでツールを勝てるのは最高の気分!」 前日劇的勝利のカヴェンディッシュは20位で終える

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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J SPORTS サイクルロードレース【公式】YouTubeチャンネル

【ハイライト】ツール・ド・フランス 第6ステージ|Cycle*2024

31.1km地点に置かれた中間スプリントは、ヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が1位通過。今大会は未勝利だが、2年連続のマイヨ・ヴェールに向けてはしっかりポイントを稼ぎ続けたい。第3ステージでエリトリア人ライダーとして初めてツールの勝利を挙げたビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティ)が2位で続き、首位を行くポイント賞争いにおいて好況を整える。何より、この日はUCIワールドサイクリングセンターで鍛錬する8人のヤングアフリカンライダーがツールを訪問。3日前に「私が道を切り拓く」と宣言した“アフリカ大陸の星”が、その走りで若い選手に希望をもたらす。

集団に緊張が走ったのはフィニッシュまで100kmを切ったところ。ヴィクトル・カンペナールツアルノー・ドゥリーのロット・デスティニー勢が突如ペースを上げて、集団の分断を図った。

第5ステージで優勝を果たしたマーク・カヴェンディッシュは苦戦

第5ステージで優勝を果たしたマーク・カヴェンディッシュは苦戦

タイミングを同じくして、カヴェンディッシュがバイクトラブルで止まっていた。少しして走り出したが、ペースの上がる集団へ戻るのに時間を要してしまう。また、分断を機にUAEチームエミレーツ勢が散り散りに。ヴィスマ・リースアバイクが集団のペースアップに加勢する一方で、マイヨ・ジョーヌのタデイ・ポガチャルはあらぬことか単騎で最前線を走っていた。

「風はそれほど強く感じなかったけど、集団内での走行はとてもストレスになるものだった。分断している間は、“いつになったらこの状態が落ち着くんだ?”と思いながら走っていたよ」(タデイ・ポガチャル)

一時は60人まで絞られた集団だったが、25kmほど進んだところで再びひとまとまりに。チームカーの隊列を使いながら位置を上げていたカヴェンディッシュも再合流。その後タイミングを計ってバイクを交換。スプリントに向けて準備を進める。

残り30kmを切った頃から各チームがトレインを組んで、集団内のポジションを固め始める。スプリントに向けて主導権争いが本格化したのは最後の10kmで、アスタナカザクスタンやイスラエル・プレミアテックが先頭へ。残り5kmからはアルペシン・ドゥクーニンクやジェイコ・アルウラー、ウノエックスモビリティも加わって、最終局面へと向かっていく。

ウノエックスモビリティのトレインを先頭に最後の1kmへ。フィニッシュ前500mは道幅の広い一直線。ここでマチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)がフィリプセンを引き上げて先頭に立つ。そして残り200m、フィリプセンが腰を上げたのを合図にスプリントが始まった。

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