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【シクロクロス2023 WC第11戦 フルスト:プレビュー】風の国オランダ・フルストで勝率100%を誇るファンデルプール、今年最後のビッグ・スリー対決
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか無料動画
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ワウト・ファンアールトだってマチュー抜きの大会は2戦2勝、マチューありきの大会は不動の2位×3回と、地球人基準で考えれば相変わらずとてつもなく強い。なにより前回26日のレースで「自分の調子に自信を深めた」と、間違いなく調子は上向き。
クリスマス前に一時体調を崩したトム・ピドコックも、順調に体調を回復している。前戦W杯はスタートで出遅れながらも、執念深く追い上げ3位表彰台に飛び乗り、28日のナイトシクロクロスでも、マチューに続く2位に食い込んだ。
つまりファンデルプール、ファンアールト、ピドコックがそれぞれ孤独に奮闘した果てに表彰台を独占した第10戦とは違って、年の瀬ワールドカップ第11戦では、本当の意味でのビッグ・スリーによる三つ巴バトルを期待したくなるというもの!
また今季10戦すべてで着実にポイントを積み重ねてきた高め安定エリ・イザビットは、クリスマス後も表彰台2回と調子を堅持。今大会なにがあろうとも、ワールドカップ総合首位として大晦日を過ごす。
日本の織田聖は、この冬ヨーロッパ3戦目。初戦となったワールドカップ第9戦は2周回を残してレース終了、47人中38位の成績がついたが、なんと108人がエントリーする大混雑の第11戦で、どこまで存在感のある走りを見せられるか。
また前戦レース中にコース上で立ち止まり、沿道のファンと写真撮影しているところをファンデルプールに押しのけられたことで、フェリペ・ニストロムはひどく有名になった。自らの行いを恥じ、「あまりにも大きなミスを犯しすぎた。世界選まで転戦したかったけど、帰宅する」とSNSで発言したところ、ファンデルプールから「誰にでもミスはある。そのせいで夢を放棄してはならない」とレース続行を促された。40歳のコスタリカ選手も、こうして無事に、シクロクロッサーとして年を越す。
文:宮本あさか
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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