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サイクル ロードレース コラム 2023年12月25日

【シクロクロス2023 WC第10戦 ガーフェレ:プレビュー】伝統の「セカンド・クリスマス・デー」シクロクロスもビッグスリーがそろい踏み

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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【バニーホップとは?】辻啓のシクロクロス解説動画 第2弾

長い上りのあとには、ひどく難解な高速ダウンヒル。1年前はファンデルプールのクレイジーすぎる下りテクニックが炸裂したが、今年も恐ろしくスリリングな時間を味わえるだろう。下りきった底からの、激坂2連発も待っている。

それにしても今季シクロクロス3戦3勝、昨季から数えると6連勝中のファンデルプールに、果たして死角はあるのだろうか。

たしかに昨シーズンはワウトがマチューを6度退けて勝利をつかみ、ピドコックも2度、より上の成績に入っている。ただし第9戦の優勝インタビューで本人が述べたように、東京五輪マウンテンバイクでの落車で痛めた背中が完治し、この冬のファンデルプールは完全体を取り戻したのだ!

もちろん8位に終えたアントワープ大会では、実は体調不良でトレーニング不足だったことを告白したピドコックは、ここから再び本来の調子にあげていくはずだ。また過去3シーズン、どんなに悪くとも4位より下に落ちたことのない安定感抜群のファンアールトは、誰よりもよく知る「永遠の宿敵」のわずかな隙を必ずやついてくる。

ちなみにボクシング・デーという名称の起源は、使用人や恵まれない人にプレゼント・ボックスが分け与えられた日……と言われているけれど、ことシクロクロスにおいては、クリスマスチャリティーの機会などではない。その逆だ。2015年以来、12月26日の勝利は、ただマチュー(5回)とワウト(2回)だけで独占している。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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