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サイクル ロードレース コラム 2023年5月20日

【ジロ・デ・イタリア2023 第13ステージ結果速報】悪天候のためレースは大幅短縮、1級を2つ上るステージはエイネルアウグスト・ルビオがグランツール区間初優勝!ピノが山岳賞首位へ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ヤングライダー賞
1 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ)in 51h 20' 23''
2 アンドレアス・レックネスン(ノルウェー/チームDSM)+ 00' 20''
3 テイメン・アレンスマン(オランダ/イネオス・グレナディアーズ)+ 02' 23''

チーム総合順位
1 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)in 153h 56' 55''
2 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)+ 04' 02''
3 バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)+ 09' 15''

リタイア
201 マッズ・ピーダスン(デンマーク/トレック・セガフレード)

第14ステージコースマップ

第14ステージコースマップ

5月20日(土)第14ステージ
シエル(スイス) > カッサーノ・マニャーゴ
194 km(平坦 ★★☆☆☆)

果たしてどのスプリンターが今ジロ一番のクライマーなのか。謎解きのようなステージ。とにかく俊足たちはステージ序盤にそびえ立つ巨大な山を上手く切り抜けねばならないし、平坦フィニッシュで爆発的な加速を切る体力をも残しておかねばならない。

前日激しい山頂勝負を繰り広げたクラン・モンタナの、麓の町シエルから、スイスのローヌ谷を縫うようにステージは幕を明ける。スタート直後の約35kmは平坦路。そもそも全長194kmのコースのうち、実に約140kmがフラットである。

もちろんイタリアはアルプスの向こう側。大会の母国に帰還するためには、ジロですっかりおなじみの1級シンプロンパス=パッソ・デル・センピオーネを乗り越える必要がある。それは20.2kmの長い長い山道で、最終的には標高2004mまで上り詰める。平均勾配は6.5%なれど、序盤に5kmにわたり平均8.7%・最大14%ゾーンもあり!

計7つのトンネルをすり抜け、延々45kmも続くダウンヒルの途中で、イタリアに帰り着く。上りで小さくなった集団も、おそらく再びボリュームを増しているだろう。なにより下りを終えた直後に、中間スプリントが配置され、スプリンターたちのモチベーションを掻き立てる。

あとはフィニッシュまでほぼフラット。世界選TT2勝F・ガンナの故郷であるマッジョーレ湖のほとりを大急ぎで駆け抜けて、ジロ総合2勝I・バッソが暮らすカッサーノ・マニャーゴへ。たしかにフィニッシュ手前15kmから2つの緩やかな上り下りが続くけれど、シンプロンで生き残ったスプリンターであれば、なんの問題もないだろう。

フィニッシュまでの1kmは、勾配2〜2.8%の軽い上り坂。やはり「上れる」脚こそが、今ステージの鍵になりそうだ。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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