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【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第5ステージ】スリッピーな路面にプロトン大パニック カーデン・グローブスが雨のスプリントを勝利、2回落車のレムコは負傷でレース続行に暗雲
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介「正直、自信はなかったんだ。残り1kmの段階でポジションが前過ぎたので、早掛けするしかなくなってしまった。ロングスプリントだったね。ただ、ビーチからの横風は僕からすれば幸運だった。誰も僕のスリップストリームに入らないように、できるだけコース右サイドを走るように心がけたんだ」(グローブス)
スピードマンひしめくアルペシン・ドゥクーニンクにあって、ステージレースでのスプリント勝利が際立っている24歳。前述のブエルタに加えて、今季はボルタ・ア・カタルーニャで2勝。UCIワールドチーム入りしたばかりの快速軍団にまたひとり、トップスプリンターの台頭を見た。ちなみに日本にもゆかりがあって、2018年にツール・ド・熊野に出場。プロローグでステージ2位に入っている。
歓喜のグローブスの後ろでは、カヴェンディッシュがバランスを崩し、フィリッポ・フィオレッリ(グリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネ)と当たった後にバイクから投げ出されてしまう。スライディング状態でフィニッシュラインを通過したが、これを避けきれなかった数人が巻き添えに。
「これもスプリントの一部だとしか言いようがないね。傷はきれいにしてもらったし、膝が少し痛いけど走るには問題ないと思う。そんなことより、たただた悔しいよ。完璧なポジションにいたのに、踏み込んだ時に白線でタイヤが滑ってしまったんだ」(マーク・カヴェンディッシュ)
フィニッシュ前の騒乱を呼び込んでしまったアルベルト・ダイネーゼ(チームDSM、イタリア)は、斜行と判定され降着。自身のミスをすぐに認め、カヴェンディッシュにも謝罪の電話をしたという。
転倒して地面に座り込むカヴェンディッシュ
「スプリントではありうることだから、彼を責めるつもりは毛頭ない。何より、クラッシュしたみんなが無事であってほしい。もちろん私はチャレンジを続けるよ」(カヴェンディッシュ)
アシストとともに遅れてフィニッシュに到達したレムコは、2回目の落車によるダメージがかなり大きいという。
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