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サイクル ロードレース コラム 2022年11月3日

【Cycle* J:COM presents 2022 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム:プレビュー】正真正銘の「ホンモノ」が集結!ツール・ド・フランスが持つ価値とメッセージをさいたまで目撃しよう

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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ヴィンゲゴーは10月27日にパリ国際会議場で行われた2023ツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションを欠席していて、連覇がかかるレースへの意気込みやコース分析・戦略などは生中継されるJ SPORTSや大会後に報じられる自転車専門マディアなどで明らかになるはずだ。

4度のツール・ド・フランス総合優勝を誇るクリストファー・フルーム(イスラエル・プレミアテック)は7回目の参加となる。「素晴らしい大会と心優しいファン。来日のたびに高校相撲部に入門したり、餅をついたり、忍者の衣装を身に着けたり。今年はどんな旅になるのか楽しみだ」とコメント。

ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)、ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナカザクスタン)の歴代ツール・ド・フランス覇者も参戦。さらに元世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)は、ニバリとともに引退レースとなる。

2019年大会で優勝した新城幸也

2019年大会で優勝した新城幸也

さらに史上最多タイ記録となるステージ通算34勝を挙げたマーク・カヴェンディッシュ(クイックステップ・アルファビニル)もツール・ド・フランス クリテリウムレジェンズチームとして参加。チームメートは前大会となる2019年のさいたま優勝者、新城幸也(バーレーン・ビクトリアス)で、日本ナショナルチャンピオンジャージを着用してのレースとなる。さらにヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)は最終日のパリ・シャンゼリゼを含む通算2勝を挙げたスプリンターだ。

ヒゲがトレードマークのシモン・ゲシュケ(コフィディス)は山岳賞2位。1位のヴィンゲゴーがマイヨ・ジョーヌを優先着用するため、ゲシュケが白地に赤豆ジャージのマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュを着てレースを走る。

海外選手は7チーム25人、国内参加は7チーム28人、女子4人、男子ジュニア3人、パラサイクリングは7組8人が出場する。

大会ではさまざまな催しも行われるが、競技としては大きく2つ。タイムトライアルとクリテリウムだ。タイムトライアルは海外招聘選手・国内参加選手がチームタイムトライアルに参加、女子・男子ジュニア・パラサイクリング選手は個人タイムトライアルに参加する。全日本選手権2冠の樫木祥子、ロサンゼルス五輪での活躍が期待される垣田真穂、池田瑞紀の高校生も出場。杉浦佳子は東京パラリンピックの個人タイムトライアル(ロード)と個人ロード2冠。50歳での金メダル獲得は日本選手最高齢と話題になった選手だ。

いずれにしても11月6日、首都圏在住ならわずかな電車賃でホンモノのツール・ド・フランスとそこで実績を挙げた選手を間近にすることができる。

文:山口和幸

代替画像

山口 和幸

ツール・ド・フランス取材歴25年のスポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、YAHOO!ニュースなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。2013年6月18日に講談社現代新書『ツール・ド・フランス』を上梓。青山学院大学文学部フランス文学科卒。

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