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【ジロ・デ・イタリア2022 第2ステージ結果速報】9.2kmの個人TTで最速タイムを叩き出したのはサイモン・イェーツ、ファンデルプールは区間2位で総合首位をキープ
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部サイモン・イェーツがグランツールの個人TTで初勝利
ブダペスト市内で行われた走行距離9.2kmの個人タイムトライアル、コーナーの多いレイアウトでラスト1.3kmは4級山岳を上る。5番目に出走したアレックス・ドーセット(イスラエル・プレミアテック)が12分23秒で最初のターゲットタイムとなった。
約50分後に51番出走ヨス・ファンエムデン、56番出走エドアルド・アッフィニ(共にユンボ・ヴィスマ)が立て続けにトップタイムを更新、さらに87番出走レナード・ケムナ(ボーラ・ハンスグローエ)12分7秒で暫定1位へ。
イタリアチャンピオンジャージ着用のマッテオ・ソブレロ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が12分3秒、オランダチャンピオンジャージ着用のトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)は11分55秒と次々にホットシートが入れ替わる中、サイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が11分50秒(平均時速46.6km/h)の最速タイムでフィニッシュ。
最終走者でマリア・ローザ着用のマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)がばら色にカスタマイズされたバイクで区間2位となる11分53秒(平均時速46.5km/h)で締めくくり、みごと総合首位をキープしている。
「予想外の勝利でとても嬉しい。全力で走った、とてもうまくいった」イェーツ、勝利後インタビュー
第2ステージ結果
1 サイモン・イェーツ(イギリス/チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)in 00h 11' 50''
2 マチュー・ファンデルプール(オランダ/アルペシン・フェニックス)+ 00' 03''
3 トム・デュムラン(オランダ/ユンボ・ヴィスマ)+ 00' 05''
4 マッテオ・ソブレロ(イタリア/チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)+ 00' 13''
5 ベン・トゥレット(イギリス/イネオス・グレナディアーズ),,
6 トビアス・フォス(ノルウェー/ユンボ・ヴィスマ)+ 00' 17''
7 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ/ボーラ・ハンスグローエ),,
8 レナード・ケムナ(ドイツ/ボーラ・ハンスグローエ),,
9 マウロ・シュミット(スイス/クイックステップ・アルファヴィニル)+ 00' 18''
10 テイメン・アレンスマン(オランダ/チームDSM),,
個人総合順位
1 マチュー・ファンデルプール(オランダ/アルペシン・フェニックス)in 04h 47' 11''
2 サイモン・イェーツ(イギリス/チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)+ 00' 11''
3 トム・デュムラン(オランダ/ユンボ・ヴィスマ)+ 00' 16''
4 マッテオ・ソブレロ(イタリア/チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)+ 00' 24''
5 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ/ボーラ・ハンスグローエ),,
6 ベン・トゥレット(イギリス/イネオス・グレナディアーズ),,
7 トビアス・フォス(ノルウェー/ユンボ・ヴィスマ)+ 00' 28''
8 バウケ・モレマ(オランダ/トレック・セガフレード),,
9 ペリョ・ビルバオ(スペイン/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00' 29''
10 マウロ・シュミット(スイス/クイックステップ・アルファヴィニル),,
ポイント賞
1 マチュー・ファンデルプール(オランダ/アルペシン・フェニックス)62 Pts
2 ビニヤム・ギルマイ(エリトリア/アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)35 Pts
3 ペリョ・ビルバオ(スペイン/バーレーン・ヴィクトリアス)25 Pts
山岳賞
1 マチュー・ファンデルプール(オランダ/アルペシン・フェニックス)3 Pts
2 リック・ツァベル(ドイツ/イスラエル・プレミアテック)3 Pts
3 ビニヤム・ギルマイ(エリトリア/アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)2 Pts
ヤングライダー賞
1 マッテオ・ソブレロ(イタリア/チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)in 04h 47' 35''
2 ベン・トゥレット(イギリス/イネオス・グレナディアーズ),,
3 トビアス・フォス(ノルウェー/ユンボ・ヴィスマ)+ 00' 04''
チーム総合順位
1 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)in 14h 22' 48''
2 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)+ 00' 11''
3 チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ(オーストラリア)+ 00' 16'
コースマップ
第3ステージ 5月8日(日)午後9:00 - 深夜1:15/J SPORTS 4
[区間] カポシュバール > バラトンフュレド 201km(平坦 ★☆☆☆☆)/マリア・チクラミーノ争いもいよいよ勃発
■コースの特徴
ハンガリーで過ごす3日目にして、早くも最後の日。ピュアスプリンターたちにようやく出番がやってくる。キング・オブ・スプリンターの証、マリア・チクラミーノ争いも、いよいよ本格的に勃発する。
出場チームであるエオーロ・コメタの、コメタ社の本拠地カポシュバールから、今大会初の200kmを超えるステージへと走り出す。長旅ではあるけれど、道はほぼ平坦。最終75kmで中央ヨーロッパ最大バラトン湖のほとりへと出ると、その後は別名「ハンガリーの海」の湖水を眺めながらフィニッシュへと急ぐ。
湖に突き出す小さな半島のティハニー修道院へと向かう小さな4級峠が、ラスト12.6kmに組み込まれているけれど、スプリンターたちをそれほど苦しめることはなさそうだ。またその後はフィニッシュ地バラトンフュレドまで、ほぼ一直線。危険なカーブも、頭を悩ませるロータリーも、どうやら存在しない。
古くから温泉保養地として知られるバラトンフュレドで勝負を争ったら、ジロ一行は開催の母国イタリアへ。翌日の移動日を利用して、シチリアへと飛ぶ。
高低差図
コースの特徴:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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