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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 第11ステージ結果速報】激坂の無印峠を制したのはプリモシュ・ログリッチ、エイキングは総合首位をキープ
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部市内の激坂(無印峠)フィニッシュを制したのはプリモシュ・ログリッチ
ブエルタ第2週2日目は133.6kmの短距離丘陵ステージ、スプリントステージで2勝をあげたヤスパー・フィリプセン(アルペシン・フェニックス)と初日個人タイムトライアルで2着につけたアレクサンデル・アランブル(アスタナ・プレミアテック)を除く169人がアンテケラの街を出発。
28kmほど続いた高速域でのアタック合戦でヨナタン・ラストラ(CJR)、ジョアン・ボウ(EUS)、マグナス・コルト(EFN)、ハーム・ファンフック(LTS)、エドワード・プランカールト(AFC)での先頭グループが形成された。ブルゴスBHが逃げに乗り損ねたためプロトンは落ち着かず最初の1時間の平均時速は47km/h。
チーム バイクエクスチェンジとユンボ・ヴィスマが中心に先頭グループに対し1分半程度のタイム差で集団をコントロール。中間スプリントポイントは争うことなくプランカールトが先頭通過、2級ロクビン峠へは44秒のタイム差をつけ8.2kmの登坂を開始。
残り距離15.8kmでコルトが先頭グループから抜け出しに成功、単独先頭でフィニッシュ地を目指す。メイン集団ではダビ・デラクルス(UAEチームエミレーツ)が仕掛けるものちに吸収。コルトは軽快に上り続け山頂を先頭通過、ダウンヒルも危なげなくこなす。
コルトが最後の無印峠を19秒のマージンを持って上りはじめ、セップ・クスに牽引されたプリモシュ・ログリッチ(ともにユンボ・ヴィスマ)とエンリク・マス(モビスター チーム)が駆け上がり、残り距離500mで牽制に入ったメイン集団をコルトが突き放したかに見えたが、マスの加速で追い抜きラスト75mでスプリントしたログリッチがみごと区間優勝、今大会2勝目。
マスはログリッチから3秒遅れ2着でフィニッシュ、ミゲルアンヘル・ロペス(モビスター チーム)は3着(+5秒)、ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)とアダム・イェーツ(イネオス グレナディアーズ)は7秒遅れ、エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)とオドクリスティアン・エイキング(アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)は11秒遅れでフィニッシュしている。
「勝利はいつでも素晴らしい、チームは素晴らしい働きをしてくれた、今日の勝利を可能にしてくれたみんなに感謝したい」ログリッチ、勝利後インタビュー
Cycle*2021 ブエルタ・ア・エスパーニャ
ハイライト動画 第11ステージ
第11ステージ結果
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/ユンボ・ヴィスマ)in 03h 11' 00''
2 エンリク・マス(スペイン/モビスター チーム)+ 00h 00' 03''
3 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア/モビスター チーム)+ 00h 00' 05''
4 ジャック・ヘイグ(オーストラリア/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 00' 07''
5 アダム・イェーツ(イギリス/イネオス グレナディアーズ)+ 00h 00' 07''
6 ロマン・バルデ(フランス/チームDSM)+ 00h 00' 07''
7 フェリックス・グロスシャートナー(オーストリア/ボーラ・ハンスグローエ)+ 00h 00' 07''
8 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ・プレミアテック)+ 00h 00' 07''
9 エガン・ベルナル(コロンビア/イネオス グレナディアーズ)+ 00h 00' 11''
10 オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー/アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)+ 00h 00' 11''
・・・
106 新城幸也(日本/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 11' 31''
個人総合順位
1 オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー/アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)in 41h 48' 57''
2 ギヨーム・マルタン(フランス/コフィディス)+ 00h 00' 58''
3 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/ユンボ・ヴィスマ)+ 00h 01' 56''
4 エンリク・マス(スペイン/モビスター チーム)+ 00h 02' 31''
5 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア/モビスター チーム)+ 00h 03' 28''
6 ジャック・ヘイグ(オーストラリア/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 03' 55''
7 エガン・ベルナル(コロンビア/イネオス グレナディアーズ)+ 00h 04' 46''
8 アダム・イェーツ(イギリス/イネオス グレナディアーズ)+ 00h 04' 57''
9 セップ・クス(アメリカ/ユンボ・ヴィスマ)+ 00h 05' 03''
10 フェリックス・グロスシャートナー(オーストリア/ボーラ・ハンスグローエ)+ 00h 05' 38''
・・・
138 新城幸也(日本/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 01h 47' 17''
ポイント賞
1 ファビオ・ヤコブセン(オランダ/ドゥクーニンク・クイックステップ)180 Pts
2 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/ユンボ・ヴィスマ)101 Pts
3 マグナス・コルト(デンマーク/EFエデュケーション・NIPPO)84 Pts
山岳賞
1 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア/バーレーン・ヴィクトリアス)31 Pts
2 ロマン・バルデ(フランス/チームDSM)22 Pts
3 マイケル・ストーラー(オーストラリア/チームDSM)17 Pts
ヤングライダー賞
1 エガン・ベルナル(コロンビア/イネオス グレナディアーズ)in 41h 53' 43''
2 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ・プレミアテック)+ 00h 01' 22''
3 ジーノ・マーダー(スイス/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 02' 08''
チーム総合順位
1 イネオス グレナディアーズ(イギリス)in 125h 25' 12''
2 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)+ 00h 12' 18''
3 モビスター チーム(スペイン)+ 00h 14' 17''
敢闘賞
71 ヨナタン・ラストラ(スペイン/カハルラル・セグロスRGA)
第11ステージのリタイア
26 ヤスパー・フィリプセン(ベルギー/アルペシン・フェニックス)
32 アレクサンデル・アランブル(スペイン/アスタナ・プレミアテック)
104 サイモン・カー(イギリス/EFエデュケーション・NIPPO)
コースマップ
第12ステージ 8月26日(木)午後10:50 - 深夜1:15/J SPORTS 4
[区間] ハエン > コルドバ 175km(丘陵)/最終盤の3分の1はコルドバ周回コース
■コースの特徴
「オリーブオイルの首都」ハエンから走り出すステージは、3つの地形に区分できる。序盤はいくつか起伏があるものの、全体的に見れば下り基調。さらに中盤はほぼ平坦な道を突き進む。
最終盤の3分の1は、いわゆるコルドバ周回コース。古代ローマ、イスラム、キリスト、ユダヤ等々、様々な文化・文明の交流点であり、その歴史的地区がユネスコ世界遺産に数えられる古都を、プロトンは3度訪れる。
残り約70kmで1度目のフィニッシュラインを越えると、この日初めての山上りが始まる。まずは3級サン・ヘロニモ峠。勾配は3.3%と低いものの、登坂距離13kmという長い山道だ。
続いて残り約30kmで2度目のライン通過。変則的な周回コースで、今度は異なる2級峠へと挑む。その名もズバリ「14%峠」は、登坂距離7.2km、平均勾配5.6%。終盤に1kmに渡り10.8%という激坂ゾーンが待ち構え、最大勾配はもちろん14%……ではなく16%らしい。
開催委員会は「スプリントフィニッシュが予定される」と説いているが、果たしてスプリンターたちにこの山が攻略できるだろうか。14%峠を上り詰めたら、フィニッシュまでは残り18.8km。約5kmの高速ダウンヒルを経て、平地で1日は締めくくられる。
高低差図
コースの特徴:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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