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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 第2ステージ結果速報】ヤスパー・フィリプセンが集団スプリントを制す!イェーツらが落車の影響でタイムを失う
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部集団スプリントを制したのはヤスパー・フィリプセン
ブエルタ大会2日目は166.7kmの平坦ステージ、カレルエガを出発しブルゴス郊外のガモナルへ。0キロアタックで飛び出したディエゴ・ルビオ(ブルゴスBH)、セルヒオ・マルティン(カハルラル・セグロスRGA)、シャビエル・アスパレン(エウスカルテル・エウスカディ)の3人が先頭集団となり、横風を警戒したメイン集団はグルパマFDJやドゥクーニンク・クイックステップが中心に牽引し、最大でも3分25秒のタイム差しか与えていない。
残り距離32kmで先頭グループのルビオがアスパレンとマルティンを置き去りにし、ラスト20.6kmでメイン集団に吸収されるまで独走、この日の敢闘賞を獲得した。残り距離16km地点に設定された中間スプリントポイントでは昨年の大怪我から復帰したファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)が先頭通過し20ポイントを獲得。
各チーム集団スプリント勝負へ向けて緊張感が高まり速度も上がった残り距離4.3km、救済されない位置で集団落車が発生、ボーラ・ハンスグローエのパトリック・ガンパーとジョルディ・メーウスが地面に叩きつけられ、足止めされたマキシミリアン・シャフマンは2分35秒総合タイムを失った。
ドゥクーニンク・クイックステップ、アルペシン・フェニックス、グルパマFDJの隊列が先頭でフラムルージュを潜り、ラスト200mでフアン・モラノ(UAEチームエミレーツ)がスプリントを開始、マイケル・マシューズ(チーム バイクエクスチェンジ)が番手に付き、追い上げたヤスパー・フィリプセン(アルペシン・フェニックス)とヤコブセンが横並びでフィニッシュ。
フィリプセンが車輪ひとつ分先行しておりブエルタ区間通算2勝目、ポイント賞首位へ。アルペシン・フェニックスは2021年の3つのグランツールの最初のスプリントステージで勝利、素晴らしい活躍をみせている。
総合勢では落車の影響でアダム・イェーツ(イネオス グレナディアーズ)が31秒遅れ、ヒュー・カーシーと サイモン・カー(共にEFエデュケーション・NIPPO)、ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)が38秒、ダビ・デラクルス(UAEチームエミレーツ)が1分11秒遅れでフィニッシュ、今後の巻き返しが必要となった。
「最初のスプリントステージでチームの働きがうまくいって嬉しい、みんなに感謝したい」フィリプセン、勝利後インタビュー
Cycle*2021 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第2ステージ
ハイライト動画 第2ステージ
第2ステージ結果
1 ヤスパー・フィリプセン(ベルギー/アルペシン・フェニックス)in 03h 58' 57''
2 ファビオ・ヤコブセン(オランダ/ドゥクーニンク・クイックステップ)-
3 マイケル・マシューズ(オーストラリア/チーム バイクエクスチェンジ)-
4 フアン・モラノ(コロンビア/UAEチームエミレーツ)-
5 アレクサンデル・アランブル(スペイン/アスタナ・プレミアテック)-
6 ジョン・アベラストゥリ(スペイン/カハルラル・セグロスRGA)-
7 マーティン・ラース(エストニア/ボーラ・ハンスグローエ)-
8 リカルド・ミナーリ(イタリア/アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)-
9 フロリアン・フェルメールス(ベルギー/ロット・スーダル)-
10 ピート・アレハールト(ベルギー/コフィディス)-
・・・
144 新城幸也(日本/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 00' 38''
個人総合順位
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/ユンボ・ヴィスマ)in 04h 07' 29''
2 アレクサンデル・アランブル(スペイン/アスタナ・プレミアテック)+ 00h 00' 04''
3 マイケル・マシューズ(オーストラリア/チーム バイクエクスチェンジ)+ 00h 00' 10''
4 ヨセフ・チェルニー(チェコ/ドゥクーニンク・クイックステップ)+ 00h 00' 10''
5 ディラン・ファンバーレ(オランダ/イネオス グレナディアーズ)+ 00h 00' 11''
6 アンドレア・バジオーリ(イタリア/ドゥクーニンク・クイックステップ)+ 00h 00' 12''
7 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ・プレミアテック)+ 00h 00' 14''
8 ヤン・ポランツ(スロベニア/UAEチームエミレーツ)+ 00h 00' 15''
9 セップ・クス(アメリカ/ユンボ・ヴィスマ)+ 00h 00' 15''
10 チャド・ヘイガ(アメリカ/チームDSM)+ 00h 00' 17''
・・・
116 新城幸也(日本/バーレーン・ヴィクトリアス)+ 00h 01' 38''
ポイント賞
1 ヤスパー・フィリプセン(ベルギー/アルペシン・フェニックス)50 Pts
2 ファビオ・ヤコブセン(オランダ/ドゥクーニンク・クイックステップ)50 Pts
3 アレクサンデル・アランブル(スペイン/アスタナ・プレミアテック)50 Pts
山岳賞
1 セップ・クス(アメリカ/ユンボ・ヴィスマ)3 Pts
2 セップ・ファンマルク(ベルギー/イスラエル・スタートアップネイション)2 Pts
3 ルイ・オリヴェイラ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ)1 Pts
ヤングライダー賞
1 アンドレア・バジオーリ(イタリア/ドゥクーニンク・クイックステップ)in 04h 07' 41''
2 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ・プレミアテック)+ 00h 00' 02''
3 クレモン・シャンプッサン(フランス/AG2Rシトロエンチーム)+ 00h 00' 08''
チーム総合順位
1 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)in 12h 23' 04'''
2 アスタナ・プレミアテック(カザフスタン)+ 00h 00' 06''
3 ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)+ 00h 00' 10''
敢闘賞
67 ディエゴ・ルビオ(スペイン/ブルゴスBH)
コースマップ
第3ステージ 8月16日(月)午後10:50 - 深夜1:15/J SPORTS 4
[区間] サント・ドミンゴ・デ・シロス > エスピノサ・デ・ロス・モンテロス.ピコン・ブランコ 202.8km(山岳)/今大会最初の山頂フィニッシュ
■コースの特徴
ブルゴス県で過ごす3日目にして最後の日。開幕2日間がいずれも「800周年」を祝ったのだとしたら、この日はさらに時代を遡り、紀元1000年生まれ聖人ドミンゴ・デ・シロスのゆかりの土地から走り出す。すべての選手に天の加護を祈ろう。なにしろ道の果てには、今大会最初の山頂フィニッシュが待ち構えている!
複数の争いが、200kmを超える戦いの最終盤にぎゅっと詰まっている。まずは道が本格的に険しくなる前の残り約36kmに、中間ポイントが待ち受ける。ちなみに過去4大会中3回でポイント賞=総合優勝選手という構図だったが、今年はポイント配分方式が「平地区間は多く、起伏区間は少なく」と変更に。おかげでスプリンターたちも、本気でジャージ争いに挑むことができそうだ。
続いて残り20kmの3級ボコス峠。この山頂では山岳ポイントに加えて……なんと3秒、2秒、1秒のボーナスタイムが配当される。やはり大会規則が変更され、区間によっては最終盤の山頂にボーナスタイムが設置されることになった。昨大会はボーナスタイム差で最終マイヨ・ロホが決まったが、今年も数秒のタイム収集合戦は極めて重要になる。
もちろん3日目の赤ジャージを左右するのは、間違いなく、1級ピコン・ブランコへの全長7.6kmの山道だ。スペイン一周では初登場ながら、ブルゴス一周では2017年以来毎年総合争いを決してきたおなじみの超激坂。平均勾配は9.3%、最大18%。麓から山頂まで高い勾配が続く。使い古された表現ではあるが、「誰がブエルタを勝てないのか」が見えてくるはずだ。
高低差図
コースの特徴:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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