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サイクル ロードレース コラム 2020年11月11日

【ツール・ド・フランス2021 ルートプレゼンテーション】40年ぶりの快挙か、それとも...。ロマン・バルデ「「子供の頃に見ていたツールを思い出させる伝統的なコース」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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ジュリアン・アラフィリップ

マイヨ・ジョーヌが期待されるジュリアン・アラフィリップ

フランス国民が、ベルナール・イノーに続く1985年以来36年ぶりのフランス人総合覇者を待ち続けているのだとしたら……、2021年のツール・ド・フランスは、40年ぶりの快挙を演出したがっている。

それは、ずばり、大会初日にロードのアルカンシェルをマイヨ・ジョーヌに上塗りすること。1980年世界王者の、やはり「ブルターニュの星」イノーが、1981年ツール開幕当日に黄色に染まったように。しかも大会開催国にとって都合の良いことに、虹色ジャージの持ち主はフランス人ジュリアン・アラフィリップ!!

「想像して欲しい、アラフィリップがブルターニュで、マイヨ・ジョーヌを着ていることを……」(クリスティアン・プリュドム)

2021年6月26日(土)、フランス西端のブレストから走り出す第1ステージは、全長3km・平均勾配5.7%・最大14%の坂道で締めくくられる。坂の名前もいい。フォス・オ・ルー(Fosse aux Loups)、つまり狼たちの穴。ウルフパックの雄が牙を向くのに、これほど最高の場所はあるまい。

アフターコロナの2021年大会

自転車界にシーズンオフの始まりを告げる風物詩、翌夏のツール・ド・フランスコースプレゼンテーションは、今年はいつもとは様子が大きく異なった。まずは新型コロナウイルスによるシーズン再編成のせいで、いまだブエルタ・ア・エスパーニャは熱戦を繰り広げている真っ最中だった。

なにより本来ならパリ外れの国際会議場で、スター選手や開催自治体関係者を招いて華やかに繰り広げられるはずの「ショー」は、TVスタジオの中だけでこじんまりと行われた。世界的には事前録画のプレゼンテーションが配信されたが、フランス国内では大会委員長クリスティアン・プリュドムがスポーツ番組「スタッド2」に生出演。かつてスポーツアナウンサー時代に自らが司会者を務めていた番組で、質疑応答を交えてコースの見どころを解説した。

そもそも新型コロナウイルスの影響で、2021年ツールは、開幕日や開催地そのものが変更を余儀なくされている。

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