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【ツール・ド・フランス2021 ルートプレゼンテーション】40年ぶりの快挙か、それとも...。ロマン・バルデ「「子供の頃に見ていたツールを思い出させる伝統的なコース」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかご存知の通り東京五輪の1年延期にともない、新たなロードレース開催日(2021年7月24日)に合わせて、ツールも開幕を1週間早める必要が生じた。一方で本来2021年7月にツールのプロトンが集結する予定だったコペンハーゲンは、やはりサッカー欧州選手権の延期で、6月に4試合を迎え入れねばならない。
デンマークの首都でのツール開幕は、やむなく2022年夏に変更された。代わりに2022年の予定地だったブルターニュが……フランス最大の自転車熱狂の地が、1年早く真夏のお祭りを迎え入れることを快諾した。ブレストにとっては、パリを除く大会最多4度目のグランデパールとなる。
ところでコペンハーゲン開幕の延期が正式発表される前に、すでに2021年大会のコースは完成していた。開催委員会は大急ぎで序盤数ステージの変更を行わねばならなかった。正確に言うと今回発表された第1ステージから第7ステージのフィニッシュ手前約50kmまでが、わずか3カ月で緊急に描き上げられたコースとのこと。
クラシカルなコースとは?
ロマン・バルデ
そのせいか全長3383mの旅は、プリュドム曰く「クラシカル」なコースが出来上がった。平地8区間、中級山岳5区間、難関山岳6区間。さらには個人タイムトライアルが2区間。
特に序盤1週間はほぼ平地のみを突っ走る。たしかに少し、20世紀のツールを彷彿とさせる。「なにしろブルターニュからアルプスまで、とにかく大急ぎで移動しなきゃならなかったからね」と委員長は言い訳する。
つまり2020年大会のように2日目にいきなり1級山岳が登場するわけでも、4日目に本格派山頂フィニッシュが組み込まれるわけでもない。ルーベの石畳がクライマーを震え上がらせることもない。
ただし退屈な時が流れるわけでもなさそうだ。序盤2日間は急坂フィニッシュでパンチャー大戦を楽しみ、第3、4ステージはスプリンターたちの真っ向勝負。第5ステージには個人タイムトライアルが待ち受け、また6日目には「風」に、7日目には「長距離」と終盤の激坂(シニアル・デュション最大勾配18%)に翻弄される。
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