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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2019 第18ステージ結果速報】コロンビア旋風到来、22歳イギータがグランツール初区間勝利、ロペスが新人賞首位へ返り咲き
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部写真:ダウンヒルアタックから53km独走したイギータ、コロンビア応援団が祝福
4つの1級山岳を超える山岳ステージ、アクチュアルスタートのあと3選手が逃げ、新城幸也選手らが追走で抜け出すもメイン集団が吸収、縦に長く伸びた状態で最初の山岳ナバセラダへと突入。単独先頭のワウト・ポエルス(チーム イネオス)が山頂通過、山岳賞首位のジョフレ・ブシャール(アージェードゥゼール ラ モンディアル)が2番目に通過している。
イギータ・ガルシア(EFエデュケーションファースト)、トビアス・ルドビグソン(グルパマ・エフデジ)、タオ・ゲオゲガンハート(チーム イネオス)ら7選手での逃げグループが形成され、2つ目の山岳モルクエラ峠でネルソン・オリヴェイラ(モヴィスター チーム)、オマール・フライレ(アスタナ プロチーム)ら5選手の追走が合流に成功した。2つ目、3つ目の山岳ポイントをブシャールが先頭通過し、山岳賞2位のマドラソに対し32ポイントの差を広げた。
3分弱後方のメイン集団はアスタナがペースアップをはかり、ミゲールアンヘル・ロペス(アスタナ プロチーム)が幾度となく揺さぶりをかける。先頭グループではダウンヒルでイギータが抜け出すと、タイムギャップをつけそのまま独走態勢へ。安定したペースで中間スプリントポイントを越え、メイングループに対し1分のアドバンテージを持って最終峠コトスを上り始める。
メイン集団はロペスの度重なるアタックに人数を減らし、ついにタディ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)がついていけなくなった。新人賞首位がかかっているロペスは自ら先頭に立ち、フィニッシュ地を目指す。イギータはそのまま逃げ切り、22歳にしてグランツール区間初優勝。17秒後にフィニッシュしたロペスはポガチャルからヤングライダー賞を取り返した。
「今日のステージは完璧だった、体力は残ってなかったけれど長い間夢見ていたことを考えていた、追走は強力だった。フィニッシュ時はコロンビア応援団がたくさんいてとても感動した」(イギータ、勝利後インタビュー)
第18ステージ結果
1 イギータ・ガルシア(EFエデュケーションファースト/コロンビア)in 04h 33' 09''
2 プリモシュ・ログリッチェ(チーム ユンボ・ヴィスマ/スロベニア)+ 00h 00' 15''
3 アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター チーム/スペイン)+ 00h 00' 15''
4 ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)+ 00h 00' 15''
5 ミゲールアンヘル・ロペス(アスタナ プロチーム/コロンビア)+ 00h 00' 17''
6 カールフレドリック・ハーゲン(ロット・スーダル/ノルウェー)+ 00h 01' 16''
7 ルイ・メインチェス(チーム ディメンションデータ/南アフリカ)+ 00h 01' 16''
8 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)+ 00h 01' 16''
9 タディ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ/スロベニア)+ 00h 01' 16''
10 オスカル・ロドリゲス(エウスカディバスクカントリー・ムリアス/スペイン)+ 00h 03' 47''
・・・
15 マルク・ソレル(モヴィスター チーム/スペイン)+ 00h 04' 22''
16 ウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ/オランダ)+ 00h 04' 50''
17 ジェームス・ノックス(ドゥクーニンク・クイックステップ/イギリス)+ 00h 04' 50''
149 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+ 00h 27' 37''
個人総合順位
1 プリモシュ・ログリッチェ(チーム ユンボ・ヴィスマ/スロベニア)in 71h 16' 54''
2 アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター チーム/スペイン)+ 00h 02' 50''
3 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)+ 00h 03' 31''
4 ミゲールアンヘル・ロペス(アスタナ プロチーム/コロンビア)+ 00h 04' 17''
5 タディ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ/スロベニア)+ 00h 04' 49''
6 ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)+ 00h 07' 46''
7 ウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ/オランダ)+ 00h 09' 46''
8 カールフレドリック・ハーゲン(ロット・スーダル/ノルウェー)+ 00h 11' 50''
9 ジェームス・ノックス(ドゥクーニンク・クイックステップ/イギリス)+ 00h 12' 44''
10 マルク・ソレル(モヴィスター チーム/スペイン)+ 00h 21' 09''
・・・
133 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+ 03h 55' 07''
ポイント賞
1 プリモシュ・ログリッチェ(チーム ユンボ・ヴィスマ/スロベニア)137 pts
2 タディ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ/スロベニア)99 pts
3 アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター チーム/スペイン)98 pts
山岳賞
1 ジョフレ・ブシャール(アージェードゥゼール ラ モンディアル/フランス)76 pts
2 アンヘル・マドラソ(ブルゴスBH/スペイン)44 pts
3 タオ・ゲオゲガンハート(チーム イネオス/イギリス)35 pts
新人賞
1 ミゲールアンヘル・ロペス(アスタナ プロチーム/コロンビア)in 71h 21' 11''
2 タディ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ/スロベニア)+ 00h 00' 32''
3 ジェームス・ノックス(ドゥクーニンク・クイックステップ/イギリス)+ 00h 08' 27''
チーム総合順位
1 モヴィスター チーム(スペイン)in 212h 54' 00''
2 アスタナ プロチーム(カザフスタン)+ 00h 46' 03''
3 チーム ユンボ・ヴィスマ(オランダ)+ 01h 31' 58''
敢闘賞
75 イギータ・ガルシア(EFエデュケーションファースト/コロンビア)
第18ステージのリタイア
113 アマヌエル・ゲフレジャベル(チーム ディメンションデータ/エリトリア)
126 ヴァシル・キリエンカ(チーム イネオス/ベラルーシ)
第19ステージ 9月13日(金)午後11:00 - 深夜1:30/ J SPORTS 4
[区間] アビラ > トレド 165.2km/アビラからトレドへ、世界遺産をめぐる旅
■コースの特徴
ユネスコ世界遺産に登録された「旧市街と市壁外の教会群」を誇るアビラから、同じく世界遺産の「古都」トレドへ。テレビの前のファンたちにとっては、美しい映像が堪能できる1日となりそうだ。
スプリンター向け、と銘打たれているが、果たして予定通りに行くだろうか。確かにスタート直後に3級峠を乗り越えた後は、フィニッシュまでこれといった難所は存在しない。もしかしたら強風がプロトンを襲うかもしれない。「ドン・キホーテ」を思わせるコンスエグラの風車群は、フィニッシュと同じトレド県にある。
なによりラスト1kmの上り坂は、ピュアスプリンターにとっては少々難度が高い。旧市街へと誘う道はかなりの急坂。しかもアルカンタラ門をくぐると、アスファルトは石畳に姿を変える。2010年に同じ上りがフィニッシュに組込まれているが、勝利をさらいとったのは……アルデンヌ巧者ジルベールだった。
■高低差図
J SPORTS 編集部
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