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【ツール・ド・フランス 2019 第7ステージ / レースレポート】フルーネウェーヘンがリベンジを果たす「加速をすると決めて、そこから先は一切、他選手の動きは見なかった」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかつまりチッコーネを少々ハラハラさせたラスト30kmに突入した。イエローを守りたいトレック・セガフレード、区間勝利を争いたいスプリンターチーム、さらにはこの先に向けてタイムを1秒たりとも失いたくない総合系チームが……我先にプロトン前線へと競り上がった。緊迫感は自ずと増し、スピードも急激に上昇していった。
幾本ものトレインが連なり、複数のチームが主導権を奪い合った。ラスト1kmのアーチを抜けた後、最前列に駆け上がったのはドゥクーニンク・クイックステップ。4両仕立ての列車は、まさにエリア・ヴィヴィアーニを勝利へと導いた第4ステージと同じように、着実にフィニッシュラインへと突き進んでいた。ヴィヴィアーニの後輪にはペーター・サガンが、さらにその背後にはカレブ・ユアンがぴたり張り付いた。
しかしフィニッシュ手前250m。ユアンの後輪にするりと横入りしたフルーネウェーヘンが、そのままロングスプリントへと打って出た。「加速をすると決めて、そこから先は一切、他選手の動きは見なかった」と、一直線に突き進んだ。慌ててサガンとユアンが後を追うも、わずかに足りず。第1ステージの落車で区間勝利……とマイヨ・ジョーヌ着用のチャンスを失ったフルーネウェーヘンが、笑顔でリベンジを果たした。ツールでは3年連続、通算ステージ4勝目。
ちなみに「なぜか車輪が滑って上手く進まない」と感じたヴィヴィアーニは6位に沈んだ。フィニッシュ後に前輪がパンクしていたことに気が付いた。3位で終え、これにて今大会ステージ1位から5位まで全てを経験したサガンは、TV画面でスプリント映像を見直してからマイヨ・ヴェール表彰式に臨んだ。中間スプリントではソンニ・コロブレッリに3位通過=メイン集団内先頭通過を奪われたものの、2位以下に56ptもの大差をつけポイント賞首位を突っ走っている。
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