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サイクル ロードレース コラム 2018年2月28日

サイクルロードレース2018ワールドツアーチーム・選手移籍情報まとめ

サイクルNEWS by 寺尾 真紀
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≪2018 WTチーム 移籍情報まとめ&ひとこと≫
※ 括弧()内は前所属チーム


アージェードゥゼール・ラ・モンディアル

☆ロメン・バルデのツール総合優勝達成を、山岳ではアレクシー・ヴュイエルモーズら、平坦では、新加入のトニー・ギャロパンらがアシストする。また、オリバー・ナーセンをエースに据え、フランドル・クラシックで上位を狙う。

<加入>
シルヴァン・ディデイエ(BMCレーシング)
トニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)
クレモン・ヴァントゥリーニ(コフィディス、ソリュシオンクレディ)
ブノワ・コズネフロワ(Ag2rラモンディアル研修生)

アスタナ・プロチーム

☆アルが抜け、昨年のドーフィネで総合優勝をあげたヤコブ・フグルサング、2016ツール・ド・スイス総合優勝、2017ブエルタ区間2勝のミゲルアンヘル・ロペスがダブルリーダー。ツールはフグルサング、ジロ・ブエルタはアンヘル・ロペスを中心に、総合上位を狙う。フライレについては、山岳アシストのみならず、アルデンヌ・クラシックでの活躍にも意欲を持っている。

<新加入>
マグナスコルト・ニールセン(オリカ・スコット)
オマール・フライレ(ディメンションデータ)
ヤン・ヒルト(CCC・スプランディ・ポルコウィチェ)
ユーゴー・ウル(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)
ダヴィデ・ヴィレッラ(キャノンデール・ドラパック)

バーレーン メリダ プロサイクリングチーム

☆2度目のツール総合優勝を狙うヴィンチェンツォ・ニーバリのために、ポッツォヴィーヴォ、ゴルカ・イザギレらが加わり、山岳でのアシスト体制がさらに強化された。

<加入>
ゴルカ・イサギレ(モヴィスター)
クリスティアン・コレン(キャノンデール・ドラパック)
マテイ・モホリッチ(UAE チーム・エミレーツ)
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)
ハーマン・ペーンシュタイナー(アンプラッツ・BMC)

BMCレーシングチーム

☆北のクラシックで2年連続優勝を目指すグレッグ・ファン・アーヴェルマートのもとへは、ダニエル・オスの代わりにユルヘン・ルーランツがアシストとして加わった。リッチー・ポート、ローハン・デニスがグランツール総合上位を目指すが、モニュメント2勝を誇るベテラン、サイモン・ゲランスがロード・キャプテンとしてメンバーをまとめる。

<新加入>
アルベルト・ベッティオール(キャノンデール・ドラパック)
パトリック・ベヴィン(キャノンデール・ドラパック)
サイモン・ゲランス(オリカ・スコット)
ユルゲン・ルーランズ(ロット・ソウダル)
ネイサン・ファン・ホーイドンク(BMCデベロップメント)

ボーラ・ハンスグローエ

☆フランドル・クラシック巧者のダニエル・オス、チーム スカイ生え抜きの実力派、ピーター・ケノーが加わり、クラシックで、またステージレースで、ピーター・サガンを支える布陣が一層厚くなった。グランツール総合狙いはラファル・マイカが中心となり、新加入の山岳クライマーのダヴィデ・フォルモロが力を添える。

<加入>
ダヴィデ・フォルモロ(キャノンデール・ドラパック)
フェリックス・グロスシャルトナー(CCC・スプランディ・ポルコウィチェ)
ピーター・ケノー(チーム スカイ)
ダニエル・オス(BMCレーシング)

ディメンションデータ

☆ルイス・マインティーズが古巣に戻り、初のジロで総合上位を狙う。マーク・カヴェンディッシュがツール区間優勝記録の更新を狙う一方で、エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲンは春クラシックでの好成績を目指す。トムイェルト・スラフトール、ジュリアン・ヴェルモートについては、フランドル・クラシック、そしてグランツールでのサポートを期待されている。

<加入>
スコット・デーヴィス(チーム・ウィギンズ)
ニコラス・ドラミニ(ディメンションデータ・コンチネンタル)
ルイス・マインティーズ(UAE チーム・エミレーツ)
トムイェルト・スラフトール(キャノンデール・ドラパック)
ジュリアン・ヴェルモート(クイック・ステップ フロアーズ)

チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・P/Bキャノンデール

☆グランツール総合はリゴベルト・ウランとピエール・ローラン、フランドル・クラシックはセプ・ファンマルクとテイラー・フィニー、スプリントについては、新加入のマクレイとモドロが中心という布陣。

<加入>
ローガン・オーウェン(アクセオン・ハーゲンズ・ベルマン)
ダン・マクレイ(フォルテュネオ・オスカロ)
サッシャ・モドロ(UAE チーム・エミレーツ)

グルパマ・エフデジ

☆グランツール総合はティボー・ピノー、スプリントはアルノー・デマールという方針は変わらず。

<加入>
ブリュノ・アルミライユ(エキップ・シクリスト・アルメ・ド・テール)
アントワーヌ・デュシェーヌ(ディレクトエネルジー)
ヴァランタン・マドゥアス(FDJ 研修生)
ゲオルク・プライドラー(チーム サンウェブ)
ロマン・セグル(FDJ 研修生)
ラモン・シンケルダム(チーム サンウェブ)
ベンジャモン・トマス(エキップ・シクリスト・アルメ・ド・テール)

チーム カチューシャ・アルペシン

☆クリストフに代わり、今年からはキッテルがカチューシャのスプリント・トレインから発射される。トニー・マルティンはパリ~ルーベ優勝を目標に掲げ、イルヌール・ザッカリンはツール総合上位を狙う。

<加入>
イアン・ボズウェル(チーム スカイ)
ステフ・クラス(BMCデベロップメントチーム)
アレックス・ドーセット(モヴィスター)
マッテオ・ファブロ(フリウリ・サイクリング・チーム)
ネイサン・ハース(ディメンションデータ)
マルセル・キッテル(クイック・ステップ フロアーズ)
ウィリー・シミット (NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

チーム ロットNL・ユンボ

☆グランツールではスティーヴン・クライスヴァイクとロベルト・ヘーシンク、北クラシックではラース・ボームがリーダー。しかし、昨ツールの難関山岳ステージで優勝したプリモシュ・ログリッチ、最終区間のシャンゼリゼでスプリント優勝をあげたディラン・フルーネヴェーヘンらも力を上げてきており、活躍が期待できる。

<加入>
パスカル・エーンクホールン(BMCデベロップメントチーム)
セップ・カス(ラリーサイクリング)
ニールソン・パウレス(アクセオン・ハーゲンズ・ベルマン)
ダニー・ファンポッペル(チーム スカイ)

ロット・ソウダル

☆アンドレ・グライペルのスプリントが中心となるが、グライペル自身が昨年ルーベで7位に入り、ティッシュ・ベノートの好走、イェンス・クークレールの加入、ティム・ウェレンズもフランドル・クラシックへの挑戦を公言するなど、春のクラシックでの上位入賞も視野に入れている。

<加入>
ヴィクトール・カンペナールツ(ロットNLユンボ)
イェンス・クールレール(オリカ・スコット)
ローレンス・ナーセン(WBフェランクラシック・アクアプロテクト)

モヴィスター チーム

☆アレハンドロ・バルベルデ、ナイロ・キンタナのツートップに、ミケル・ランダが加わった。サポート役としての加入ということではあるが、ランダ自身はリーダーとしての立場を望んでおり、例えばキンタナに大きな不調があれば、取って代わることも十分あり得る。

<加入>
ハイメ・カストリージョ(ガリビエ・サイクリングクラブ(アマ))
ミケル・ランダ(チーム スカイ)
ハイメ・ロソン(カハ・ルーラル)
エドゥアルド・セプルベダ(フォルテュネオ・オスカロ)

ミッチェルトン・スコット

☆アダム・イエーツはツール総合、サイモン・イエーツはダブルリーダーのエステバン・チャベスとともに、ジロ、ブエルタで総合上位を目指す。新加入のトレンティンは、チームのクラシック攻略の要となるほか、ツールデビューを果たすスプリンター、カレブ・ユワンのリードアウトの中心となる。

<加入>
ジャック・バウアー(クイック・ステップ フロアーズ)
ルーカス・ハミルトン(ミッチェルトン・スコット)
キャメロン・マイヤー(ミッチェルトン・スコット)
ミケル・ニエベ(チーム スカイ)
マッテオ・トレンティン(クイック・ステップ フロアーズ)

クイック・ステップ フロアーズ

☆北のクラシックはフィリップ・ジルベール、アルデンヌ・クラシックはジュリアン・アラフィリップが中心となる。ガビリアのスプリント・トレインにはヴィヴィアーニが加わる。ジロで2年連続新人賞を獲得したボブ・ユンゲルスは、初ツールに挑戦の予定。

<加入>
ファビオ・ヤコブセン(SEGレーシングアカデミー)
ジェームズ・ノックス(チーム・ウィギンズ)
ミケル・モルコフ(カチューシャ・アルペシン)
ホナタン・ナルバエズ(アクセオン・ハーゲンズ・ベルマン)
フロリアン・セネシャル(コフィディス)
エリア・ヴィヴィアーニ(チーム スカイ)

チーム スカイ

☆ランダ、ニエベに代わり、ホナタン・カストロビエホ、ダビ・デラクルスがグランツール山岳でのアシストとしてチームに加わった。 基準値を超えたサルブタモールが検出され、UCIの処分裁定を待つクリス・フルームに関しては、裁定を待つ間のレース出場については禁止の限りではないが、発覚前に表明していたジロ出場がどうなるのかなど、今後の見通しについては不透明である。

<加入>
エガン・ベルナル(アンドローニ ジョカットーリ・シデルメク)
ホナタン・カストロビエホ(モヴィスター)
ダビ・デラクルス(クイック・ステップ フロアーズ)
クリストファー・ローレス(アクセオン・ハーゲンズ・ベルマン)
パヴェル・シヴァコフ(BMCデベロップメント)
ディラン・ファンバーレ(キャノンデール・ドラパック)

チーム サンウェブ

☆トム・デュムランのジロ2連覇が大きな目標となる。昨ツールで区間2勝、ポイント賞を獲得のマイケル・マシューズは、今年もツールステージ優勝とともに、ポイント賞を狙う。

<加入>
ジャイ・ヒンドリー(ミッチェルソン・スコット)
マイケル・ストアラー(ミッチェルソン・スコット)
エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)
マルティン・トゥスフェルト(ロームポット・ネイダランスローテライ)
ルイ・ヴルヴァーク(ロト・ソウダル)

トレック・セガフレード

☆2015年ミラノ~サンレモ、パリ~ルーベで勝利をあげたジョン・デゲンコルプは、春クラシック、そしてグランツールのスプリントステージでの優勝を狙う。グランツールにおいては、バウク・モレマがツール、クイック・ステップ フロアーズから加入したシャンルーカ・ブランビッラがジロでのリーダーを務める。

<加入>
ジャンルーカ・ブランビッラ(クイック・ステップ フロアーズ)
ニコラ・コンチ(トレック・セガフレード研修生)
ニクラス・エグ(ヴィルチュサイクリング)
アレックス・フレイム(JLTコンドール)
スガブ・グルマイ(バーレーン・メリダ)
ライアン・ミューレン(キャノンデール・ドラパック)
トムス・スクインシュ(キャノンデール・ドラパック)

UAE チーム・エミレーツ

☆アルがジロ総合優勝を目指す一方、落車に巻き込まれたものの総合6位にふみとどまったツールで、ダニエル・マーティンは表彰台を目標にする。鳴り物入りで加入したクリストフには、春クラシックで、そしてグランツールのスプリントステージで、勝利の期待がかかる。

<加入>
スヴェンエリック・ビストラム(カチューシャ・アルペシン)
アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ・アルペシン)
ダン・マーティン(クイック・ステップ フロアーズ)
アレクサンドル・リャブシェンコ(UAE チーム・エミレーツ研修生)
ローリー・サザーランド(モヴィスター)

代替画像

寺尾 真紀

東京生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジ卒業。実験心理学専攻。デンマーク大使館在籍中、2010年春のティレーノ・アドリアティコからロードレースの取材をスタートした。ツールはこれまで5回取材を行っている。UCI選手代理人資格保持。趣味は読書。Twitter @makiterao

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