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【ハイライト動画あり】松徳学院:明星学園相手に力尽きたものの、出場メンバー10人で臨んだウインターカップで手にした1勝は大きな成果 | ウインターカップ2021 レビュー
ウインターカップコラム by 青木 崇松徳学院の伊藤選手と今若選手
留学生の高さとフルコートで激しくディフェンスしてくる明星学園に対し、松徳学院は2Q中盤まで23対30とリードされながらも食らいついていた。しかし、時間の経過とともにボディブローを浴び続けるかのような劣勢に直面。攻防両面で自分たちのプレーをさせてもらえない状況が長くなり、3Q2分27秒に点差は40まで開いてしまう。
しかし、今若羽菜、伊藤桜、柏井望々華の3年生たちは40分間プレーするなど、松徳学院は最後の最後までハードに戦い続けた。結果は41対95というスコアでの敗戦となったが、出場メンバー10人で挑んだウインターカップで1勝できたことに大きな意味があった。
「点差は開いたんですけど、大変悔しいですね。選手が今までやってきたことをなかなか発揮できなかったところが悔しいし、私の責任が大きいかなと。残念です。選手は必死になって戦う姿を見せてくれたのでよかったと思うんですが、なかなかうまく機能しませんでした」
J SPORTS 放送情報
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高校バスケ ウインターカップ2021 全118試合放送・配信
https://www.jsports.co.jp/basketball/wintercup/
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https://www.jsports.co.jp/basketball/wintercup/players_2021/
チームを率いて5年目の目次寿明コーチは、試合をこのように振り返る。夏のインターハイ後に一部の3年生部員がチームを辞めたため、元々部員16人という少数精鋭のチームは10人で秋を迎えた松徳学園。島根県予選を勝ち抜いて2年連続のウインターカップ出場を果たし、12月23日の1回戦でれいめいを96対81で破るという結果を出した。努力して一体感を増したチームを目次コーチは誇りに感じている。
「インターハイから3年生がいろいろな事情で辞めてしまったので人数が少なくなってしまったのですが、そこからよく3年生3人と下級生でチームがまとまってここまで来られたのは、自分でも本当に生徒たちを褒めてやりたいと思います。去年が初出場でよく頑張ったんですけど、今年は今年ですごいなというか、自分でもここまでできるとは思ってなかったです。県大会を突破できるところからチームがまとまって、今回は県大会の決勝からメンバーが変わっているんです。ケガから回復した1年生を入れたりして、1か月しかなかったんですけど1回戦を突破できたので、自分としても本当によくやってくれたかなと思います。全国大会でもいろいろなことをやりようによっては、1回戦突破できるかなと。島根県はレベルがなかなか上がらないところですけど、それでもインターハイと今回の両方1回戦を勝てましたので、よかったと思います」
【ハイライト】
松徳学院 vs. 明星学園|高校バスケ ウインターカップ2021 女子2回戦
チームを引っ張ってきた3人の3年生は、2試合40分間一度もベンチに下がることなくプレーし続けた。今若はれいめい戦で29点、22リバウンドのダブルダブルを達成し、伊藤は2試合とも20点と奮闘し、柏井もれいめい戦で14点で勝利に貢献した。明星学園後に取材に応じてくれた今若と伊藤は、負けた悔しさを感じながらも、ウインターカップの2試合・80分間を楽しんでプレーできたという。
「インターハイで1回戦突破できたんですけど、そのときのメンバーとは違う3年生が3人しか残っていない中で、もう1回ウインターに出たいという思いで(チームに)残りました。それが達成できたのと、(部員が)少なくても身長が低くても一つ勝てるというのを実感できたのがすごくよかったと思います。チームにまとまりがあったのと、どうしても少ないからプレータイムが多くなって一人の負担が大きくなるんですけど、その中でチームでカバーし合ってここまで頑張ってこられたのがよかったと思います」(今若羽菜)
「1回戦突破を目標にやってき増した。3年生が3人しか残っていなかったんですけど、県でも勝って全国でも1勝できたので残ってよかったし、自分のいいところを出せる場面があったからよかったと思います。人数が少なくて練習も試合も大変だけど、みんな仲がいいです。その仲のよさが試合中のパスとかのタイミングとか合ったりしているので、チームの仲のよさは試合にも活きているのでとてもいいと思います」(伊藤桜)
松徳学院は中高一貫校で、中学がこの夏の全中でベスト8進出を果たした。高校に上がってくる生徒と他の中学校から入学する生徒との融合で、また全国で戦えるチームを作ることを目次コーチは楽しみにしている。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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