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バスケット ボール コラム 2020年10月3日

【高校バスケ対談】北陸学院 長田和也 × 北陸高校 土家拓大「応援してくれる方々へ恩返しを」

バスケットボールレポート by J SPORTS 編集部
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北陸学院 長田和也 北陸高校 土家拓大

北陸学院 長田和也選手(左) 北陸高校 土家拓大選手(右)

高校バスケプレーヤーのオンライン対談企画。第3回目となる今回は、北陸学院の長田和也選手と北陸高校の土家拓大選手が登場。北信越ブロックエンデバーでは同じチームでプレーしたこともある二人。北陸を代表する二校をそれぞれ牽引する二人は、いま何を思うのか。

−−−−−お互いの印象は?

土家:(長田選手は)ジャンパーですね。すごいジャンプ力があって、ゴツいですね。(性格的には)見た目だいぶチャラいですけど、喋ってみるとしっかりしてるみたいな。ギャップですね。

長田:(僕は)全然チャラくないです。

長田:(土家選手は)速いですね。速すぎて追いつかない。めちゃくちゃ速いです。試合中はめちゃくちゃ喋ってて、頭も良いのかなと思いますけど、会って喋ってみると結構いじられキャラなのかなって思います。

−−−−−自分だけのルーティンはあるか?

土家:試合の前の日は、20分〜30分近く、寝転がって90度に脚を上げますね。疲労回復に良いと言われるので、試合後も絶対にやるようにしています。

長田:試合前は自分の好きな音楽をめちゃくちゃ聞いて、モチベーションを上げて試合に臨んでいます。《イナズマイレブン》の歌を聴いたらめっちゃモチベーション上がります。

土家:ぼくは韓国の歌が好きなので、BIGBANGとかBTSとかTWICEを聴いています。

−−−−−コートの外で心がけていることは?

土家:キャプテンとしてコートで人一倍声を出さないといけないので、誰とでもハキハキ喋ることと、相手の目を見て喋ることを日頃の生活から気をつけています。どんな人と話すときも恥ずかしがらずにハキハキ喋れるので、そこは良いことかなと思います。

長田:個人としてもチームとしても、やっぱり学校生活に気をつけて取り組んでいます。授業態度だったり、授業が終わった後に黒板をバスケ部が中心に消したり、学校生活を大事にしてから部活に取り組んでいます。

−−−−−北信越新人大会を振り返って

土家:ぼくらはまだ留学生がいない状態で、メンバーも揃っていなくて本調子ではなかったです。北陸学院と試合はしなかったですけど、決勝戦とか準決勝を見ていて、すごい気持ちよく外から打てる選手が多くて、あのシュートを打たせてしまったら流れに乗られてしまうことは分かっています。今の北陸は留学生も来て、メンバーの怪我もないなので、走るバスケをもう一回徹底して、次は全国制覇を目指して頑張りたいと思っています。

長田:シュートが入って点差も離せた部分もありましたが、自分たちのチームは基本的に身長が小さくて、留学生に対するディフェンスが対応できていなかったです。北信越が終わってからはしっかり留学生への寄りや、オフェンスの部分ではしっかり走ってブレイクを出そうと意識して、ウィンターカップに向けて頑張っています。

−−−−−現在はどのような課題意識を持ってトレーニングを行なっているか?

土家:チームとしては、留学生も入れて5人全員がしっかり走れるバスケを徹底していて、個人としてはスピードに合わせたフィニッシュ力というか、フィニッシュもできるしアシストもできるという選手になりたいと思っています。

長田:チームとしては、トランジションディフェンスやオフェンス、ブレイクを多く出すために練習しています。個人としてはもっとフィジカルをつけたいと思っています。下半身も結構追い込んで、フィジカル負けしないように取り組んでいます。北信越新人大会のときに開志国際のジョーンズ選手にフィジカルで負けた部分があったので、やっぱりそこはしっかり耐えて止めたいと思っています。

−−−−−ウインターカップまで約3ヶ月となるが、モチベーションは上がってきているか?

土家:正直まだ、チームとしては上がっていません。これから上げていかないといけない意識はありますが、インターハイが無くなって、ウインターカップもあるか分からないというこの状況で、モチベーションを保つのは難しいです。やっぱりキャプテンとしてみんなに声を掛けて、盛り上げていきたいと思います。いまは不安の方が大きいかもしれません。「本当にあるのか」と、弱いところが出ちゃっています。

長田:チームとしてはモチベーションも上がってきています。インターハイが中止になったときには3年生中心に暗くなったりしましたが、ウインターカップはあると信じて、自分からしっかり「ウインターカップあるから頑張ろう」と声を掛けています。練習の雰囲気も上がってきて、いい感じになってきたと思います。

−−−−−インターハイ中止を受けて

土家:中止を聞いたときは、ウインターカップに向けて頑張ろうと直ぐに切り替えることができましたが、その後もウインターカップの開催がまだ分からないとなって、ちょっと心が下向きになるところがありました。だから、インターハイが無くなったときは、正直きつかったですね。(ウインターカップでは)インターハイが無くなった分、爆発させて去年より良い成績を残せたらと思います。

バスケが出来ない期間はずっとバスケの動画を見たりしていました。お兄ちゃんが大学から帰ってきていて、普段は兄とバスケの話はしませんが、そういう機会にバスケの話をしたとき、兄はモチベーションが高くて自分も刺激を与えてもらいました。休み期間には、バスケへの想いが一段と強くなったと感じました。

長田:自分たちが目標にしていたことなので、目標が無くなったと最初は思いました。ただ、3年生が暗くなったら後輩達も暗くなるだろうと思って、3年生中心に明るくして、自粛期間中でも部員内で出来ることがあったので、課題などを出し合って身体がなまらないようにしていました。

自粛期間中は体育館も使えなくて、シューティングとかもしたかったですが出来なくて、外でドリブルなどの出来ることをやりました。チームでもしっかり課題を出し合って、出来るまで家に入れないみたいなことを言っていました。バスケを早くやりたいとか、やっぱりバスケは楽しいということに気付かされましたし、こういう状況になったからこそ、仲間の大切さとかもすごく分かりました。

−−−−−ウインターカップで最も残っている記憶は?

土家:正直、去年あそこまで行けると思っていませんでした。次の試合なんか考えていなくて、1試合ずつ勝っていきました。ベンチメンバーだけじゃなくて、後ろの席にいる親やチームメイトだったり、チーム一丸で勝ったときの喜びが記憶に残っていて、写真を見返してもすごい盛り上がっていて、そのためにまた勝ちたいと思います。

長田:自分は去年から試合に出ていて、先輩ともすごく仲が良くて、福岡第一に負けたときには先輩達の涙も見てきました。本当に悔しかったですし、次は絶対に勝とうと思ってチームに言い聞かせています。

−−−−−最後に、ウインターカップへの意気込み

土家:ウインターカップは3年生にとっても特別な最後の大会なので、ここまで一緒に頑張ってきた仲間とも、応援してくださった保護者に対しても、最後は良い結果で終わりたいと思っています。最後は優勝目指して最後まで走り切りたいと思います。

長田:ウインターカップでは今まで応援してくださった保護者の方やスタッフの方にもしっかり恩返しができるように、去年よりも良い成績を残せるように、一戦一戦大事に戦っていきたいと思います。

高校バスケ対談:北陸学院 長田和也 × 北陸高校 土家拓大

文:J SPORTS編集部

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