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バスケット ボール コラム 2020年9月11日

【高校バスケ対談】大阪薫英 安田茉耶 × 大阪桐蔭 大崎莉瑚「5人でバスケットをして勝つ」

バスケットボールレポート by J SPORTS 編集部
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大阪薫英 安田茉耶 × 大阪桐蔭 大崎莉瑚

大阪薫英 安田茉耶(左)・ 大阪桐蔭 大崎莉瑚(右)

高校バスケプレーヤーのオンライン対談企画。第2回目となる今回は、大阪薫英高校の安田茉耶選手と大阪桐蔭高校の大崎莉瑚選手が登場。大阪府代表として国体でも共にプレーをする二人は普段から連絡を取り合う仲良し。目標は「全国制覇」と言い切る二人の今を聞いた。

−−−−−二人の出会いはいつ?

安田:はじめて見たのは中学校のときで、すごいシュートが決まっていて上手いなと思っていました。ちゃんと話したのは2019年の国体のときに話しました。今もたまに連絡は取ったりしています。最初、表情が全然顔に出ていなかったので、クールなイメージでしたが、喋ってみたら全然違って、ちょっと天然が入っている印象です(笑)。

大崎:あまり喋らなそうで、ちょっと怖いなと思っていました。国体のとき、薫英が4人で桐蔭が自分一人だけだったので、最初はあんまり喋れなかったんですけど、慣れたら仲良くなって結構話せるようになりました。

ずっと真面目な人なんかなって思いましたが、結構はしゃいだりしてて、面白い人です。東京遠征のときに新幹線で一緒に行ったりしたときに、急にテンションがおかしくなったりします(笑)。

−−−−−プレーヤーとしての印象は?

安田:やっぱり莉瑚の3Pが入ったら流れを持っていかれるから簡単には打たせないようにチームで話しています。

大崎:スピードが結構速いので、ドライブとかで崩されると流れを持って行かれるので、しっかりそこのカバーは見ようと話しています。

−−−−−インターハイが中止となったが?

安田:中止が決まる前からなんとなく無くなるとは思っていましたが、実際に中止になってみて、本当に残念だなと思いました。中止が決まった日の夕方くらいに顧問の安藤先生からチームに連絡があって、物事はなんでもプラスに捉えることができるという話をしていただいて、そこで気持ちをもう一度切り替えることができました。

(キャプテンとして)インターハイはなくなってしまったけど、ウインターカップは開催されると思うから、自粛期間が明けるまで、一人ひとり意識を高くもってウインターカップに向けて頑張ろうという話はしました。

週に何回か、チームをグループに分けて、そのグループで体幹などのトレーニングをしていました。新チームもはじまったばかりで、チームとしても全然活動できていなかったので不安もありましたが、そのなかで一人ひとりが自分の課題に向けてこの期間をしっかりやっていこうと話していたので、一人ひとりのモチベーションは維持できていたと思います。

大崎:中止になる前から予感はしていましたが、いざ中止になっても実感がなくて、なにを目標にしてやっていけばいいか分かりませんでした。ウインターカップという一つの目標に向けて今はまず一つひとつ自分たちのできていないことを見つめ直す時間としてやっていくしかないと話していました。

体育館で毎日練習できることが普通ではなくなったので、そういったことにも感謝しないといけないと思いました。自粛期間中はしっかり走り込んだたり、みんなでなにをやったかなどメニューを言い合ったりしました。練習再開がいつになるか分からないけど、しっかりそれに向けて身体を調整していこうとみんなで話していました。

−−−−−大阪代表を争うライバルとして、お互いをどのように意識している?

安田:桐蔭とは大阪の決勝で戦う機会も多いので、一つでも気を抜いたらやられてしまうし、桐蔭の選手はシュートが上手いので、練習中は簡単にシュートを打たせないことを意識しています。大阪といえば桐蔭のイメージもありますし、桐蔭のことをイメージしながら練習しています。

大崎:自分たちも毎日薫英をイメージしています。この前の近畿の新人戦では中で結構やられました。前半は自分たちのリズムでできましたが、後半に薫英の強さが出てきて、桐蔭の弱さを突かれてやられてしまったので、しっかりと後半も自分たちのリズムでやれるように意識してやっています。

安田:新人戦のときは前半に流れを持って行かれてしまうところがありました。後半は自分たちの流れにできたけど、相手の3Pが入ったときとか、自分たちのイージーミスをしてやられてしまうことが多かったので、そこはしっかり改善していかないといけないと思っています。

−−−−−ウインターカップに懸ける想い

安田:インターハイという大きな大会がなくなって、どこの高校の3年生もウインターカップに懸けてやってくるので、それに対して自分たちは受け身にならずに、自分たちらしい攻撃的なバスケットをしっかりコートの中で全部出して、全国制覇という目標に向かって、日本一になれるように頑張りたいと思います。

1年生のときも2年生のときも、準優勝だったり3位で終わってしまいました。全国的にも桜花学園や岐阜女子が強いと言われていて、2年とも桜花や岐阜女に負けているので、今年こそはしっかりとそこに勝ち切って優勝したいです。

(桜花と岐阜女には)留学生がいて、一人ひとりの個人のスキルも高いです。薫英は身長が小さいし、留学生もいない分、しっかり5人でバスケットをして勝とうという話はしています。

大崎:インターハイがなかった分、まずはウインターカップの予選で薫英を倒すことを目標に日々練習しています。3年生が最後なので、その最後の大会に向けて今やれることをしっかりやって、全国制覇に向けて、気持ちはどこのチームにも負けない思いで練習しています。

(ウインターカップでは)去年1点差で負けてしまいました。自分たちのリズムでできていたのに、なにが起こるか分かりません。1点で競り勝てるようなチームになれるように、同じ悔しい思いはしないようにと考えています。

安田:大阪予選で桐蔭と当たるのは分かっているし、3年生が最後だから必死にやってくることを分かった上で、しっかり3Pのところをケアするとか、強い気持ちに受けて立たないように、自分たちから攻めて、攻撃的なバスケットで負けないようにと思っています。自分たちにとっても最後の大会です。この2年間、目標とする全国制覇には届いていないので、一戦一戦勝ち上がって日本一になります。

大崎:去年の1点差で負けた悔しさを全員がしっかり胸に刻んでコートに立って、自分たちの《チームでやるバスケット》をできるようにしっかり練習して、日本一目指して頑張ります。

高校バスケ対談:大阪薫英 安田茉耶 × 大阪桐蔭 大崎莉瑚

文:J SPORTS編集部

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