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野球 コラム 2026年10月20日

公開3日で400万回再生!工藤新監督の動画の制作後記。球団YouTube担当が企む“バウムクーヘン祝勝会”

野球好きコラム by 岡田昌尚
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工藤公康 新監督

皆さん、こんにちは!中日ドラゴンズ公式YouTubeの制作担当をしている岡田昌尚です。今回は、工藤公康新監督関連動画の制作後記を書かせていただきます!

中日ドラゴンズ公式YouTubeチャンネル

【初訓示をノーカットで】#工藤公康 新監督 就任会見直後にナゴヤ球場へ #Dragons_Inside

10月15日、名古屋市内のホテルで行われた就任会見。球団YouTubeではLIVE配信を行いました。平日の10時から事前告知もなく始めたのですが、同時視聴者数は約2万を記録しました。

その後、工藤監督はナゴヤ球場へ。フェニックス・リーグに参加している首脳陣や選手、スタッフ以外が集められ、初対面となりました。私は選手たちの輪の中に入り、新監督からの訓示を至近距離で撮影しました。

「決して監督って偉くないので」 「『こんな選手になって活躍したいんだ!』と、夢を語ってください」 「どんどんアピールしてください」

工藤監督からチームへ伝えられた言葉。公開された動画には、あえて編集せず4分40秒間をノーカットで収めました。さらに、春季キャンプまでの過ごし方を任されている「フリー組」の選手を集めて、新監督は語りかけました。全体集合の時とは異なり、口調は少し厳しめに、時折柔らかな表情で問いかけ、選手たちとコミュニケーションを図っていました。選手とは全く立場が違いますが、撮影しながら心を動かされる言葉ばかり。「『このくらいで良いだろう』ではダメ」 映像制作のキャリアが16年目となった私にとっても、工藤監督からのメッセージに背筋が伸びる思いでした。

フリー組への言葉は、テレビが入っていない球団カメラだけが捉えた独占映像です。ぜひ、ドラゴンズのYouTubeで確認してみてください!

フリー組と工藤新監督

私がドラゴンズのYouTubeを担当して、監督就任は3人目。初訓示の動画は毎回、再生回数が伸びるコンテンツです。今回も注目度は高いだろうと予想し、なるべく早く当日の夕方に公開しました。すると、想像をはるかに上回る反響が…!

あっという間に歴代2位!3日で400万回再生突破

再生回数は公開直後から日頃見たことのない伸びを見せ、5時間31分が経過した21時31分に100万回再生を突破。公開8時間34分後には、再生回数歴代2位に躍り出ました。(※これまでの2位は中田翔選手の引退セレモニーフルver. 142.5万回再生)

そして、公開丸3日で400万回再生を突破。ドラゴンズのYouTubeの再生回数1位は3年前に公開した『“#大谷翔平 選手の打撃練習”を見るドラゴンズの選手たち』で、806.6万回です。なお、今回のコメント数はその1位の動画を上回る3,500件超えで歴代トップとなりました。この反響にはファンの方々も驚いたようで、SNSでもたくさんの投稿が見られました。中でも私が一番笑った投稿は「20時間で175万回…!?!?アイドルのMVかよ」です。

“#大谷翔平 選手の打撃練習”を見るドラゴンズの選手たち

私が工藤監督と初めて接触したのは、就任会見の前でした。ご挨拶をして、YouTube担当であることを伝えると、「秋季練習の動画、見ましたよ」と言われました。会見から2日前に『2027年シーズンへ始動!』とタイトルを付けて公開した秋季練習初日の動画です。

球団YouTubeを見ていた新監督、私も動画から仕入れた“あるネタ”

秋季練習の動画には、練習前に嶋基宏ヘッドコーチからナインへかけられた「ランニングの量もかなり増えると思うんで、その準備だけしっかりしてください」という言葉を入れていました。実際、初訓示後に嶋ヘッドが挨拶していたとき、工藤監督は「見たよ!秋季練習、最初の言葉!俺のこと予測してくれたの?」と笑顔で声をかけていたのです。そのやり取りを見て、本当に隅々まで見ているんだ!と驚きました。

一方で、私も就任会見前に、工藤監督のYouTubeチャンネルや出演動画から仕入れていたネタがありました。それは“バウムクーヘンがお好き”であるということ。就任会見後にインタビューのお時間をいただいた際、私はそのネタを早速ぶっこみました。バウムクーヘンをお渡ししたのです。

バウムクーヘンを渡すシーン

 

いろいろと調べた結果、自家製の米粉100%で作ったバウムクーヘンを選びました。お気に召したらリピートしていただけるように、バンテリンドームからほど近いお店で買えるのも決め手のひとつ。「どこのバウムクーヘンも好き。ただですね…食べ過ぎちゃうと…ちょっとフワッとなっちゃうので…」と、少し制限もかけているということでした。

このバウムクーヘンをお渡ししたシーンも含まれる「就任会見の舞台裏動画」も80万回再生を超えました。緊張も相まって、日頃よりヘラヘラが増している私の声など気にせず、チェックしてみてください…。

中日ドラゴンズ公式YouTubeチャンネル

#工藤公康 新監督 就任会見の舞台裏!「新調しました」明かされた初出し秘話とは #Dragons_Inside

そのインタビューの中では、「直接皆さんに話しかけたりするのも大事だと思っています」と、ファンとのコミュニケーションツールとして球団YouTubeを考えていただけている発言もありました。このとき、私は心に決めたことがあります。来年のこの時期に、悲願の祝勝会が行われた際には、カメラとたくさんのバウムクーヘンを持って、工藤監督を直撃しようと思います。

余談ですが、10月2週目の週末は、シーズン終了後の一軍休日であったこともあり、私もカレンダー通りの3連休でした。妻と息子と、名古屋城下で行われた大規模マルシェへ行ったり、ちゅるちゅるうまうまのカレーうどんを食べたり、公園の砂場で川を作ったり…と、家族で満喫しました。自宅のテレビで、「ラララララ郡司♪打て打てそれゆけ♪」という息子の声援を聞きながらクライマックスシリーズを見て思いました。

家族には申し訳ないが、来年は家を空けてドラゴンズの痺れる戦いを追っていたい。どんな1年後が待っているか、楽しみです。

筆者の息子

文 岡田昌尚(フリーディレクター)

中日ドラゴンズ公式YouTubeチャンネル

岡田昌尚

1986年2月1日生まれ。愛知県名古屋市出身。キー局制作会社で10年間勤務し、2021年4月中日ドラゴンズに入社。25年4月よりフリーで映像制作などを行う。

テレビ制作では、旅・バラエティ番組のADを経て、スポーツ番組を担当。2016年頃から長編ドキュメントVTRを制作するようになり、密着取材の経験を積んだ。中日ドラゴンズでは、未開拓であった動画コンテンツの制作・発信に従事。22年には球団初となるドキュメンタリームービーを制作した。最近ハマっているYouTubeチャンネルは『うじとうえだ』。

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