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野球 コラム 2026年3月31日

【広島好き】カープ、ここ5年間の開幕4番を務めた選手の成績を振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
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マツダスタジアム

2026年シーズンが開幕しました。カープは開幕戦で4点ビハインドから、チーム30年ぶりとなる開幕戦の逆転サヨナラ勝ち。中日に3連勝と、最高のスタートを切りました。

開幕戦では1番から4番まで全てがドラフト1位入団選手と、おそらく史上初と思われるスタメンで、4番に抜擢されたのが2024年ドラ1の佐々木泰でした。

初の大役となった開幕戦では、1安打と延長10回に先頭打者として四球で出塁してサヨナラのホームを踏むなど、上々のスタートとなりましたが、今回は過去5年で開幕4番を務めた選手の開幕戦とシーズンの成績を調べてみました。

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◆2021年:開幕4番は4年連続で鈴木誠也

まずは佐々岡真司監督2年目、4位に終わったシーズンの開幕4番は、現在シカゴ・カブスで活躍し、今春のワールド・ベースボール・クラシックにも出場した鈴木 誠也でした。

2018年から4年連続となる『押しも押されもせぬ』4番だった鈴木のこの年の開幕戦成績は、中日相手に2打数無安打でしたが、2四球を選んで出塁率は.500。チームは6-7で敗れています。

この年の鈴木は、110試合で4番を務めてトータルのシーズン成績は打率.317、38本塁打、88打点。チームはクライマックスシリーズ進出を逃し、鈴木はこの年のオフにMLB移籍が決まりました。

◆2022年:松山竜平が初めての開幕4番に座る

大黒柱の抜けた2022年の開幕4番は松山 竜平。プロ15年目で初の大役となった松山は、横浜DeNA相手に4打数2安打、1敬遠四球と活躍し、チームも11-3で快勝しています。

順調なスタートかと思われましたが、開幕から5試合目で新外国人のマクブルームに4番の座を明け渡し、この年の松山の4番出場は10試合のみ。シーズントータルでは88試合出場で打率.217、2本塁打、23打点の成績で、チームは5位に終わりました。

◆2023年:開幕4番は前年から4番を打っていたマクブルーム

新井貴浩新監督が就任した2023年の開幕4番は、前年に113試合で4番を務めたマクブルームでした。東京ヤクルト相手の開幕戦は3打数1安打で、チームは0-4で完封負けを喫しています。

開幕直後から不振が続いたマクブルームは、6月中旬に打順降格となり、その後は西川 龍馬や上本 崇司が4番で起用されるなど、スタメンが固定されない状況が続きました。

マクブルームの4番出場は50試合で、シーズントータルの成績は打率.221、6本塁打、31打点。チームは3連覇を果たした2018年以来のAクラスとなる2位でした。

◆2024年:堂林翔太が開幕4番に抜擢

新井監督2年目の2024年は、愛弟子とも言える存在の堂林 翔太が開幕4番に抜擢されています。前年のシーズン終盤から4番で起用されていた堂林は、横浜DeNA相手の開幕戦ではタイムリーを含む4打数2安打1打点と活躍しましたが、チームは3-4で敗れています。

この年の堂林も4番起用は5月初旬までで、4番での出場は25試合のみ。シーズントータルでは87試合出場で打率.230、1本塁打、17打点。8月終了時まで首位をキープしながら終盤に大失速したチームは4位に終わっています。

◆2025年:新外国人のモンテロが開幕4番

昨季の開幕4番は新外国人のモンテロでした。阪神相手の開幕戦では4打席凡退で、チームも0-4で完封負け。モンテロは開幕3連戦で1安打のみに終わり、次のカードからは7番に降格しています。

中盤戦から徐々にに復調して43試合で4番起用されましたが、シーズントータルの成績は打率.255、9本塁打、41打点と、助っ人外国人としては物足りない成績で、チームも2年連続で後半戦に失速して5位で終わっています。

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改めて振り返ってみると、鈴木誠也がMLB移籍して以降の4年間は、毎年開幕4番の選手が変わっており、打順が固定できないチームの現状を象徴していると言えそうです。

期待のドラ1である佐々木は2年目で4番に定着できるか。また、自身がそうだったように、結果が出ない状態でも新井監督は我慢して佐々木の起用を続け、一人前の4番打者に育て上げることができるか。注目のシーズンになりそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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