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野球 コラム 2026年3月31日

【横浜好き】ベイスターズ、ここ5年間の開幕カードの成績を振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜スタジアム

昨季の最下位チームである東京ヤクルトに3連敗のスタートとなった2026年のベイスターズ。

相川亮二新監督にとっては苦難のスタートとなってしまいましたが、シーズンはまだ始まったばかりです。今回は三浦大輔前監督時代の5年間の開幕カードの成績、そしてシーズン成績を調べてみたいと思います。

J SPORTS STADIUM2026

◆2021年:初勝利は開幕9試合目

前任のラミレス監督からバトンを受け継いだ2021年の開幕カードは、東京ドームでの巨人との3連戦。濵口 遥大を開幕投手に起用した初戦は打撃戦の末、7-8と惜敗し、第2戦も先発した京山 将弥が4回3失点と試合を作れず、5-10と完敗。

平良 拳太郎が先発した第3戦でようやく1-1の引き分けに持ち込みましたが、監督初勝利は3カード目の広島との第3戦まで持ち越しに。2引き分けを挟んで開幕6連敗を喫したチームは、シーズンも54勝73敗16分の勝率.425で、チーム6年ぶりとなる最下位に沈んでしまいました。

◆2022年:開幕3連敗の後、4連勝

監督2年目で雪辱を誓った2022年も、地元・横浜スタジアムでの広島との3連戦で開幕3連敗。開幕投手の東 克樹から5投手が大量失点を喫して3-11で敗れた後、第2戦も先発した大貫 晋一が4回6失点と乱れて、5-10と2試合連続の2桁失点で連敗。

さらに第3戦も8回に1点勝ち越しながら、9回に登板した山﨑 康晃が逆転を許して開幕3連敗となりました。それでも2カード目から4連勝と立ち直ったチームは、8月に18勝6敗と猛烈な追い上げを見せ、最終的にシーズン2位まで浮上しています。

◆2023年:開幕4連敗の後、4連勝

三浦監督は3年目の2023年も敵地での阪神相手の開幕3連戦で3連敗を喫しています。石田 健大を開幕投手に抜擢した初戦を3-6で落とすと、延長12回までもつれ込んだ第2戦も山﨑が打たれてサヨナラ負け。現役ドラフト移籍の笠原 祥太郎を先発に抜擢した第3戦も2-6で敗戦。

次戦の巨人戦も完封負けで開幕4連敗のスタートとなりましたが、この年もここから4連勝と立ち直り、8、9月とシーズン終盤に勝率を上げて3位となり、2年連続でクライマックスシリーズ(CS)出場を決めています。

◆2024年:開幕カードで勝ち越し

監督就任4年目の2024年、地元での広島との開幕戦を4-3で逃げ切り、三浦監督は初めてオープニングゲームで勝利しました。先発した東が7回3失点と試合をつくり、同点で迎えた8回に大和の犠牲フライで勝ち越し。最後は森原 康平が締めてセーブを記録しました。

第2戦も先発の平良が9回途中まで1失点の好投を見せて6-1で完勝。第3戦は1対5で敗れましたが、開幕カードで初めて勝ち越しの好スタートとなりました。

この年はシーズン終盤に急失速した広島と最後までCS圏内を争い、最終的に3位に滑り込んでレギュラーシーズンを終了。CSで阪神、巨人を破り、さらに日本シリーズでも福岡ソフトバンクに4勝2敗で下剋上を果たし、リーグ優勝から日本一となった1998年以来、26年ぶり3度目となる日本一に輝きました。

◆2025年:2年連続で開幕カード勝ち越し

地元での中日との開幕カードとなった昨季は、開幕戦で東が7回無失点と圧巻の投球で5-0と完封勝ち。バウアーが先発した第2戦は0-1と惜敗しましたが、第3戦は先発の平良から3投手の継投で2-1とロースコアの接戦を制し、2年連続となる開幕カード勝ち越しを決めています。

シーズンでは6月から3ヶ月連続で月間負け越しと苦戦が続きましたが、9月に16勝6敗の勝率.727と猛烈な追い上げを見せて3位となり、4年連続のCS進出を決めています。

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直近の2年間は開幕カード勝ち越しと好スタートを切っていますが、3タテを喫した2022、23年も最終的にはCS進出を果たしており、開幕ダッシュの失敗は必ずしもシーズンの成績につながるものではないようです。

スタートからつまずいてしまった感もある今季ですが、長いシーズン、戦いはまだこれからです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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