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野球 コラム 2026年3月22日

山本由伸、史上3球団目の3連覇へ

MLBコラム by 山田 結軌
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キャンプ中に笑顔で調整する山本

ワールドシリーズ伝説の『中0日』から約5カ月。ドジャースの山本 由伸投手(27)は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を経て、開幕投手に臨む。

メジャーリーグ中継2026

「ローテーションもいいピッチャーがすごくいますし、いろいろ勉強させてもらいながら、お互い高め合いながらできてるので、すごくいいなと思います。また、その中でチームメートだったり、ファンの方から信頼されるようなピッチャーでいたいなと思います」

オープン戦最後の登板となった3月20日のパドレス戦では、5回で68球を投げ、3安打無失点、7三振。最速は97.4マイル(157キロ)をマークした。

WBCの準々決勝で先発したベネズエラ戦では、69球を投げた。昨季はレギュラーシーズンで173回2/3、2789球に加え、ポストシーズンでは38回1/3で526球。合計211回、3314球とフル回転した。

そして、WBCで国を背負った負荷の高いマウンドに上がった。ドジャースは3連覇の目標を達成するため、山本の健康状態を10月まで保たなければいけない。そのため、侍ジャパンには準々決勝での球数を60球程度にリクエスト。開幕前の最終登板でも、68球にとどめた。

開幕戦では、おそらく80球程度が交代の目安になるのではないだろうか。それだけ、球団は慎重に山本の疲労を管理している。負傷のリスクを可能な限り軽減するために球数を制限する方針だ。

「(WBCでは)あれだけ緊張感を持ってマウンドに上がるということができたので、そこはまた1つ段階をぐっと上がるきっかけになったと思いますし、すごくいい機会だったと思います」

ブルペン投球中の山本

順調に調整を進め、挑むメジャー3年目。ポストシーズンでの歴史的な活躍は、日本選手初のサイ・ヤング賞獲得への期待が高まる。昨季はパイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が187回2/3を投げ、216三振、防御率1.97の圧倒的な成績を残し、受賞した。

選考で投手の勝ち星は、現代野球ではほとんど考慮されず、投球そのものを評価する傾向だ。投手最高栄誉の賞を手にするためには、強力なライバルを勝らなければいけない。その挑戦のスタートが開幕のマウンドだ。

「開幕戦を任せていただけたことをすごくうれしく思いますし、またホーム開幕ってことでさらにファンの人も楽しみに待ってると思いますし、責任を持ってマウンドに上がりたいなと思います」

昨季は東京シリーズでのカブス戦で大役を務めた。26日(日本時間27日)、同地区のライバル、ダイヤモンドバックス戦。ホーム、ドジャースタジアムで地元の大観衆を前に投げる。

「去年も最高な結果で終わりましたし、今年が始まったので、全員でワールドチャンピオンを目指して、また一丸になってやっていけたらなと思います」

ワールドシリーズの3連覇は100年間でヤンキース(1936~39年/4連覇、1949~53年/5連覇、1998~2000年/3連覇)と、アスレチックス(1972~74年/3連覇)の2球団だけ。偉業に挑むドジャースは、山本の1球からスタートする。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

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山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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